4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

SNS

先週、ツイッターのTLがなんだかざわついていたこと。

 

1つめは、ソンミンが妻のサウンさんを伴ってSUM Cafeに現れたこと。

ご丁寧に動画をアップした人がいるんだけど、

さらに妻の手をひいていたことが、

彼を許せないペン(もしくは単なるアンチ)の逆鱗に触れたらしくて、

いまさら堂々とSMに妻同伴で現れるなんてという批判が殺到してた。

 

私はこの動画をみて、おお、なかなかやるじゃん、と思った。

プロポーズの時、「僕が一生お守りします」と言った皇太子がいたけれど、

夫婦SNSで二人で手をとって乗り切るという強い意志が感じられて、

なかなか「あっぱれ」と思えた。

 

2つめは、カンインがウェブドラマに復帰すると言うニュースと、

それに対してイェソンがエールを送るようなコメントを挙げたこと。

これに対してはコメントを挙げたイェソンに批判が集まって、

ファンのメッセージに敏感なイェソンは、

すぐさま「考えが足りなかった」というコメントを出して謝罪。

 

キュヒョンが復帰して、9人でのスパショが現実的になったというタイミングもあって、

もしや2人が一緒に復帰するのでは?という“不安”も湧き出したのだろうが、

まだ復帰すると言う正式な発表があったわけでもなく、

まして、メンバーの誰もそんなことを言っていないのに、

ちょっとファンは敏感過ぎるのではないか、と思う。

 

もっとも一挙手一投足にすぐさま反応するのがファンというモノだろうけれど。

 

ソンミンは、愛する妻の手を引いていただけだ。

おそらく、その場では最も批判的な視線を浴びるであろう妻の手を。

何しにSUM Cafe=事務所を訪れたのかはわからないが、

レーベルSJに所属するタレントであれば仕事の話もあるだろうし、

妻といっしょに来るようにというのはその事務所からの要請だったのかもしれない。

一緒に公の場にでなければならないのなら、彼は彼女を守るべき立場にあるだろう。

 

イェソンに至っては、一緒に練習生時代をすごした同い年のメンバーが、

3年経ってどうにか仕事をする段になったのだから、

友人として「がんばれ」という言葉を送ったにすぎない。

それなら直接言えばいいものを、なんでSNSを使ったのかということについては、

彼のおおらかさというか、同調してくれる人があっても、

よもや批判されるとは思ってもいなかったというところだろう。

「考が足りなかった」というのは、安易にカンインを応援したことではなくて、

批判が自分に向くとは思っていなかったということ。

 

ファンもこれまで2人の行動には、いろいろがっかりしてきたかもしれないけれど、

イェソンが今回のファンの反応に、がっかりしていなければいいけど。

友達に対する素直なエールを批判されたら、もう怖くて何も言えないかもしれない。

 

もっとも穏やかでおおらかなファンダムといわれるELFだけど、

どうもこの問題については、穏やかではいられないようだ。

最も、ソンミンやカンインのファンがまったくいなくなったわけではないし、

悪口のタネを探している人たちが、ここぞとばかりに表立ってあれこれ言っているようにも見える。

SNSというのはそういうのをあっという間に広めて同調者を増やすには絶好の場だし、

賛辞よりは悪態のほう面白がられる傾向にある。

 

それとなんか、ファンが上から目線で、アイドルに指導すると言うか、

こうあるべきと言うのを強要するような風潮もあって。(特に韓国では)

SNSがあることで、確かに自分たちを世界に発信できる反面、

生きにくい世の中でもあるよね。

ファンからもらう応援のために、

それを敢えて受け入れるといっていたイェソンでもあるのに。

 

こういうことがあって、せっかくメンバーたちがそれぞれにSNSで直接発信してくれるのに、それを怖がるようにならなければいいけど、と思う。

ファンはアイドルたちを一番幸せにしてくれる存在でもあり、

一番怖がらせる存在でもあるってこと。

 

らしさ

ジャパンツアーからアメリカツアーを終えたイリチル、カムバ。

 

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これはこれはまた、SHINeeっぽい??

いや、EXOの曲と言ってもわかんないかも。

今までの曲に比べたら、ずいぶんメロディがあるというか。

その意味ではSMっぽいのかも。

 

トンのらしさ、

SJのらしさ、

SHINeeのらしら、

EXOらしさ。

 

それぞれに表現は難しいけれど、なんとなく区別をしている。

イリチルもまた、らしさがあるなあと思っていたけれど、

どのグループも必ず「SMらしさ」というものをどっかに持っている。

 

不良っぽくないこと。

清潔感。

洗練。

そして他を排除しない、屈託のなさ。

 

それにプラス何かが、それぞれの「らしさ」の決め手なのだろう。

 

10年くらい、あっちこっちを見ながらK-POPを見てきたが、

音楽もダンスも、ずっと同じではなかった。

その時のいちばんかっこいいところを、

どのグループも自分たちの活動の中で見せてきた。

年齢を重ねたグループが、時代遅れなのではなくて、

時代が動いているのだ。

 

だから、自分たちだけのカラーをみつけてそこを進んでいくか、

常に、「今」という波に乗るか、

どっちかしかないんだろうなあ。

 

波に乗り切れなくなったときに、カラーを見つけられなければ、

解散とか、契約終了とか、そういうことになるんだろう。

 

ボイプレ、解散

BOYFRIEND解散かあ。

突然のお知らせだった。

最近、個人の仕事が多かったけど、

仕事してない子はどうしているのかなとか思ってた。

 

日本デビューは華々しかった。

武道館で1日何公演もして、それも無料で。

アミューズという力のある事務所がついただけのことはあった。

 

Sweetuneが作っていた曲が多くて、サウンドDSPっぽくて、

双子がリダに似ていることもあって、

とうとう単独コンサートを見にいくことまではできなかったけれど、

気にはなっていたのに。

 

デビュー8年。

日本の事務所との契約が切れてから、

売り方があんまりパッとしなくて、曲もいまいちで。

何より、メンバーがどんどん大人の顔つきになっていって、

BOYFRIENDっていうグループ名がそぐわなくなったように思っていた。

でも30代になってもSuper JuniorはJuniorだし、

少年隊はいつまでも少年隊だから。

ずっとBOYFRIENDもありかなと思っていた。

Gfriendが出たときに、一緒に波に乗れなかったのが残念だった。

 

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事務所的にももうモンエク押しなんだろうなあ。

その意味では時代にあったグループを作った会社だ。

最初からボイプレには7年契約が切れるまでの展望しかもっていなかったかもしれないし。

それが韓国では普通なんだろう。

その先に生き残れるかどうかは、会社よりも本人たちにかかっているんだろうなあ。

 

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好きなもの

兵役を解除されたばかりのキュヒョンがもう新曲を出す。

彼の好きなものをちりばめたMVが発表になって、

そのひとつひとつに、この2年間遠ざかっていた

キュヒョンの情報を思い出してほっこりする。

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中盤に、入隊前の横アリのコンサート会場でキュヒョンが自撮りで撮ったELFの動画が出てくるんだけれど、

その中に、私もいる。

ちょうどアリーナの奥のほうのスタンド席だったので写ってるはず。

 

最後にフォトブックにいろいろ書きこむ姿は、

「Knick Knack」コンサートのVCRで雑貨屋の店主をしていた姿に重なる。

 

SJ本体のカムバは今年後半、スパショ8もそれくらいと予想されているが、

その前にキュヒョンのソロコンはあるのか、KRYは?

インドネシアのSS7SでSJにカムバし、日本へは6月のファンミに来るのだろうけど、

グループの活動が本当に待たれる。

 

兵役から戻るのを待つよりは、ずっと楽しいけど。

 

おかえり

午前中に召集解除になるのかとおもったら、

午後6時までめいっぱいお仕事してから民間人になったキュヒョン。

 

おかえり。

 

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どうして兄さんだけちゃんとした軍人の写真がないの?

 

エルプはどんなにこの日を待っていたことか。

順番に兵役についたら全員行って帰ってくるまで10年かかるよと言われていたけれど、

本当に10年かかって全員が無事戻ってきた。

兵役に行っている間より、戻ってきてからのいろいろなあれこれで、

活動できていないメンバ―もいるけれど、

ともあれ、みんな大きなけがなく無事でよかった。

 

そしてだいぶ減ってしまったとはいえ、エルプもまだたくさん残っている。

時間はかかったけれど、SJとユニットやソロの活動を止めずにいたことが、

良かったのかもしれない。

たくさん待ったから、これからへの期待も大きいし、

たぶん、ささいなことだったら大目に見るくらいの余裕もできたと思う。お互い。

 

偶然なのかどうかわからないけれど、

入れ替わるようにEXOのシウミンが入隊。

90年生まれの子が入隊しなくちゃならない順番になったのだ。

いつもずっと思ってきたけれど、本当に酷な制度だよね。

でもSJのみんながちゃんと行って帰ってこられたから、

後に続く子たちも、ちゃんと行って帰ってこられると思う。

 

これから完全体になったSJがちゃんと活動することで、

後に続く子たちも希望が持てるんだから、兄たちはまた頑張らないと。

 

 

 

チョウミ、ペンミ

10連休の最後はチョウミのファンミ。

これで日本でのファンミは3回目だそうだが、

これまでは行っていなかったけれど、

聞こえてくるレポが温かかったので、行ってみることに。

何しろ会場が家から30分だし。

 

MCが先週のイトゥクと同じみんしるさんで、

それだけでSMファミリーな感じがする。

背が高いチョウミは華奢なせいか、動きがいちいちかわいくて、

いつもエルプから聞こえてくる「とってもいい子」という評判そのままだ。

 

中国人のチョウミが韓国で活動することも大変なのに、

さらに日本語の勉強のために、短期留学をしていたという話が冒頭にあって、

彼の置かれている立場の難しさ、大変さを思い知る。

メンバーの兵役でSJーMの活動も休止し、さらにヘンリーも事務所をやめてしまった今、

チョウミはこれからどうなるんだろうという心配はつきなかった。

SMTOWNでの登場もなく、もちろんSS7への出演もなかった。

 

その間、中国で2曲出して、ドラマにも出ていたというから、

何の仕事もしていなかったわけではないだろうけれど、

語学学校にはいってまで、日本語に取り組もうとしたのは、

日本という市場への期待があるからだろうと推測する。

 

大阪で、誰にも気づかれることなく語学の勉強をしたり、

近県へ小旅行をしたりしていたという写真や映像を見せながら、

通訳一切なしでファンミは進行した。

通訳といってもチョウミの場合は根本さんという訳にはいかないし。

 

会場のペンも、チョウミになにか言われるたびに、つい癖で「ネェ~」と韓国語で答えてしまうが、

日本語を頑張っているチョウミには、「うん」とか「はい」とか答えてあげたい。

 

もう30歳にもなる186cmの大男だとわかっていても、

チョウミのリアクションやちょっと考え込むしぐさ、

ペンの発言が違っている時の、ちょっと首をかしげながらの「んん~ん」という返事は、超絶かわいくて、

チョウミのことを「かわいい、かわいい」と褒めたおすチョウミペンの気持ちがよくわかった。

SJメンバーのどの子とも違う、チョウミだけのかわいさ。

 

800人という小さい会場とはいえ、

ファンのそばまで行って話したり、

ファンミのお土産を一人ひとり手渡しにするなど、

派手ではないけれど、チョウミらしさが出たファンミだった。

 

なにより、フロアの端っこの席で、ステージが見えづらかったけれど、

チョウミの背の高さのおかげで、会場のどこにいても良く見えた。

 

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歌は本当にうまい。

願わくば、SM-Mの活動をもう一度見たいけれど、

日本でなら規模は小さくてもソロコンの可能性もあるんじゃないか。

そうであってほしいと思う。

どうして日本語を勉強しようと思ったの?という質問には、

「ファンの皆さんともっと話したい」と言っていたけれど、

本音では、日本での活動を増やしたい、日本語の曲が歌いたい、ということがあるんだろうと思う。

最近のジェジュンの日本での活動を見ていると、

「ああ、やっぱり日本語だよね」と思うところもあるし。

 

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平成の1曲

毎年年末に「今年の1曲」というのを選んでブログに書いているが、

K-POPにどっぷりはまった平成の1曲は何だろうと考えてみた。

 

韓ドラからK-POPにはいった私にとっては、K-POPの入り口はリダだったので、

最初に聞いたK-POPSS501

このブログで最初に取り上げた曲は、ブログのタイトルにもした「4 Chance」だが、

たぶん最初に聞いた曲はそれではない。

初めて買ったK-POPのCDは「Deja Vu」。

この曲のリズムとダンスが私にとってはK-POPだ。

 

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その後、SS501だけじゃなくていろんな曲をネットをあさりながら聞くようになった。

聞いた瞬間から耳について離れなくなった曲は、

あとにも先にも、この1曲だけ。

「Sorry, sorry」

その時ツイッターに、「なに、これ、やばい」というようなことを書いた記憶がある。

ちょうどそのころリリースされた。

 

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Deja Vu」はDVD付きのCDだったので、どっちかっていうと視覚に訴えてきたが、

この曲は純粋に音だけでくぎ付けにされた。

もちろん、MVや番組で踊っているのをみれば、そのパフォーマンスも文句なくかっこいい。

 

このMVに出ているメンバーは二度とそろわないと思うし

メンバーはこのMVように歌うこともない。

一人一人がどんどん自分なりの「Sorry, sorry」を歌って踊るようになっているし、

いろんな人数のいろんな組み合わせで、

どれだけのバージョンの「Sorry, sorry」を見たかわからないくらいだけど、

私にとっての原点はここにあるなあと思う。

 

K-POPは、中毒性とかカル群舞とかの独特な個性から飛び出して、

世界のいろんな音楽を取り入れながら変化している。

Super Juniorもその後はしばらく同じようなタイプの曲が続いたが、

派生ユニットの活動とかソロ活動をやり、兵役を経て、

本流のSuper Juniorとしての音楽の方向性を見極めながら、

「らしさ」と「新しさ」を見せてくれている。

 

令和では、早々にキュヒョンが戻ってきて、9年ぶりのSuper Juniorの完全体が見られる。

私には、SS501の復活があるのかどうかが一番の関心事だが、

新しいSS501(曲)を作ってくれるのか、かつての世界観だけで戻ってくるのか、

その辺も興味深い。