どっちの応募が先だったか、よく考えてみたけど、
ジェジュンが後だったような気がする。
よく日程が被らなかったもんだ。
ジェジュンが「このツアー、2回以上来てる人」といって手を上げさせたら、
思ったよりまばらだったんで、はずれた人も多いんだろうなとわかる。
ジェジュン本人が、「取れないって聞いてたけど、そんなに?」というほどだから。
いや、ジェジュンがホールツアーをやるほうがすごいと思うよ。
横浜アリーナだって一杯にできるんだから。
5000人収容のパシフィコはまだ大きいほうで、
(ジェジュンもこのツアーではこれまでで一番大きい会場、と言ってた)
2000人規模の地方の会場はどれほど距離が近いんだろうかと思う。
ジェジュンも、ドームとかアリーナは音響がちょっとだけど、
ホールはどこも音響が良くて、と言っていた。
日本は各地に、結構な地方でも、音響の良い小さいホールがたくさんあるから。
こっちとしても、ジェジュンの声を音響のいいホールでどれだけ聴きたかったか。
なかなか取れないチケットと聞いたら、
まず取れたことに感謝し、席の場所に文句を言っている場合ではない。
でも、横に広いパシフィコでは、真ん中と端では音が違うことを知ってるから、
後ろでも真ん中がいいなあと思っていた私の期待ははずれて、
思い切り端の席だったけど。
後から思えば、そういえばツアーについての書き込みは少なかった。
セトリも、前日にどうにか探したくらいで、
どうやらジェジュンが「言わないで」と口止めしていたせいらしい。
セトリを見て、初めて、このツアーが「J-POPのカバーコンサートだ」ということが分かった。
6月に日本ソロデビューコンサートに行ったので、8月のファンミはパス。
フルアルバムも出ないのに、9月からのツアーに何をやるんだろうと思っていたのだが、
カバーコンサートとはね、そういうことなのか、と納得。
ジェジュンの歌を聴かせるためのコンサートなのだね。
もちろんファンにということもあるだろうけど、
このライブは評判になると思う。
先日BSプレミアムの番組に出て、
3曲を披露したけれど、
コンサートホールで聴くジェジュンの声は、スタジオとは全然違って、
声の限りというか、体が楽器というか、
どの曲もサビのところでは、ペンライトを振ってる場合じゃないというか。
K-POPの歌手たちはみなそこそこ上手だし、
ジェジュンの歌を初めて聴いたわけでもないのに、
なんかぽかんとして、聴き惚れてしまいました。
ジェジュンの持ち歌でも好きな曲はいろいろあるけれど、
日本の曲はまた違うというか、
歌詞の意味がストレートに入ってくるので、
その分直球で来るなという感じ。
日本語で歌うの、難しいと思うんですよ。
ちょっとした発音や抑揚の違いにピピっと来てしまうから。
自分の歌としてつくられた日本語の歌は、
歌いにくいところは歌詞を直してくれたりすると思うけど、
カバー曲はそうはいかないから。
ツアーはまだ続くので、
このセトリもまだ秘密なのだろう。
私の備忘録のためにあげておく。
<セトリ>
ピンクスパイダー (hide)
Ultra Soul (B'z)
抱きしめたい (Mr. Children)
このまま君を奪い去りたい (DEEN)
やさしさで溢れるように (JUJU)
ギプス (椎名林檎)
Good-bye Days (YUI)
Calling Location (中川翔子)
糸 (中島みゆき)
Secret base~君がくれたもの (ZONE)
虹 (福山雅治)
Defiance (ジェジュン)
Forget-me Not (尾崎豊)
~アンコール~
東京VICTORY (サザン・オールスターズ)
1/3の純情な感情 (SIAM SHADE)
wherever you are (ONE OK ROCK)
アンコール前の尾崎豊、びっくりするほどすごかった。
すごかったとしか言いようがないんだけど、
もちろんマイクを通しているから、声は大きいんだけど、
そもそものジェジュンの声量っていうの、
幅があって奥行があって、
広いパシフィコの会場の端まで、響き渡っていた。
歌い終わってから、会場からため息が漏れるのが聞こえてたし。
大変残念なことに。
今どきの人ではない私には、知らない曲が多い。
知っている曲も、知らない曲も、
どの曲も「ジェジュンの曲」になっていて、すごいなと思う。
普通カバーをすると原曲を歌っている歌手の歌い方にちょっと引きずられたりするんだけど、
そういうところが全然なくて。
「粉雪」はテレビで歌った時と、一人で歌うから合わせる必要がないということもあるけれど、
まったく歌い方が違ってたし。
それと、普通カバーをするときは、自分の良さが出る曲を選ぶと思うんだけど、
ジェジュンの場合は、「これ歌ってみたいから」というのが先にくるのか、
イメージ的にはジェジュンとかけ離れた曲もあって、
でも歌い始めると全然違和感がない。
今回のツアーは、チケットの料金になんと「学割」が適用されていて、
学生はほぼ半額。
多くの若い人にジェジュンの歌を聴いてもらいたいという意図が見えていた。
年を取るばかりの今までのファンだけを相手にしていたのでは、
先が見えている、ということがわかっているのだろう。
入場の際には身分証とチケットの確認があって、
本人確認というよりは、チケット代と年齢があっているかという確認だったようだ。
それもあって、会場は7歳から80何歳まで、
幅広いファンがいて、ジェジュンの歌声に酔いしれました。
ツアー会場が発表になって、
これは追加公演がありそうだなと思ったんだけど、
今のところ発表はない。
これはやっぱりホールでやるコンサートであって、
アリーナでやっちゃいけないのかもしれない。
それと、日本の所属会社がついてから、
バンドがいいですね。うまいです。
韓国の会社が運営しているとき、ちょっとね、という若いバンドのこともあったけれど、
今は、その辺も強力にバックアップされてる感じ。
(余談だけど、ジョンミンも、ヤマハがついてるときはバックバンドが良かった。
彼はその人脈をまだうまく使ってると思うけど)
ヨンセンがインスタにこの日のコンサートを見にいってたことを上げてて、
終わってから楽屋に行ったけれど、
ジェジュンがあまりに疲れていて写真を撮れなかったと。
歌うってことがどれくらい疲れるのかわからないんだけど、
あれだけ全身で歌ったら、そうだよね~と妙に納得した。
今月発売の新曲も披露したけれど、
今度は超ロック。
次のライブはまたロックコンサートになるのかな~。