4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

ジュンス、3年ぶり

渡航制限が緩和されて、「仕事」で日本に来られるようになり、

K-POPアイドル達も徐々に日本での活動を始めている。

ジュンスが来る」という情報を目にして、いてもたってもいられず、

Kポ仲間に連絡をとってチケットの抽選に応募。

もうFCにも入っていなくて、取れるかどうかわからない一般応募だったけれど、

運よく当選した。

まだまだ地方からは、ライブのために東京に来るのは難しいのかもしれないから、

ちょっとは倍率も低かったかもしれない。

 

会場は、有明の東京ガーデンシアター。2020年開場ということで、当然初めての会場である。

最寄駅はどこかとか、駅からどれくらい離れているかとか、近くに飲食できる大きなところはあるかとか、

初めての会場は、チケットが当たってからも、いろいろソワソワすることがある。

 

一緒に行くリカちゃんからは、チケット代金がペイペイで送られてきた。

これも3年前にはなかったこと。

確かリカちゃんは、「電子マネーは怖くて使えない」と言っていたような。

このご時世なのに、チケットは電子ではなく、紙、だった。

そのほうが今は返って珍しい。

久々に、コンビニでチケット発券。そしてリカちゃんに郵送。

「当日でもいいよ」と言ってくれたけれど、会場に着くまで何があるかわからないからとりあえず送るよって言って、強引に送り付ける。

つい先日も、友人と野球観戦に行って、当日になって「家族が具合悪くて時間に間に合わない」とかいろいろあったばかりだから。

 

タワーマンションとショッピングモールとシアターと温泉が一緒になった複合施設で、

4階席というのにちょっとビビっていたが、良く配置された座席で、高さを感じることもなかった。

 

ペンラは買おうと思っていたんだけれど、ツイッター情報によるとあっという間に売り切れになるらしい。

仕方なく古いのを持っていこうとしたら、どうも引越の時にだいぶ処分したらしく、

赤いペンラが全然ない。

席が遠いし、いいか~と思って、ほんとに久々の「ペンラなし」。

なくてもいいか~と思った時点で、3年前とは違う、自分のノリの悪さを感じる。

すっかりリモートワークに慣れ切った身には、ペンラのために何時間も並ぶのは、

自分がどうなるのか、コワい。

すでに、有明まで行く、という普段と違う遠出に、ビビッているわけだし。

 

日曜日は3日公演の最終日だったが、ジュンスは初日に足を肉離れしたとかで、

2日目からはダンス曲はなし、セトリを大幅に入れ替えて、バラードコンサートになっていた。

2日目から構成を変えるなんて、なかなかできることではない。

この日のためにずいぶん準備してきただろうに。

3年ぶりの日本公演、どうしても3日間やりたかった(というかやめられなかった)という思いが感じられる。

それはまあ、アーティストとしての情熱もあるだろうし、金銭的なこともあるだろうし。

 

JYJとして活動した事務所をはなれて独立して初めての日本公演だということもあるだろう。

また来られるかどうか不安だったとSuper Juniorも言っていたけれど、ジュンスも同じだったようだ。

 

でも声は全然変わらないし、むしろ最近のミュージカル活動でより遠くへ奥行のある声が響いていたように思う。

ジュンスのダンスもいいけど、歌が聞きたいと思っていたので、思いがけずバラコンになったことは、私にとってはちょっとラッキーだったように思う。

 

ほんとにいつ聞いてもうっとりするし、感心するし。

 

3年の間に、日本語力が落ちたと本人は何度も言っていた。

それでも初日より今日のほうが日本語がペラペラというように、通訳なしでも全然大丈夫。

(今回は、初めて通訳さんに舞台袖にいてもらったとかで、何回か日本語を確かめるようなところがあった)

 

「ふくらはぎ」を「肉離れ」したことで、この2つの単語を始めて知ったらしい。

ジュンスが大好きだというファンがいると「ずっと好きにしてください」と言って、

会場から「ずっと好きでいてください」と訂正される。

 

性格が可愛らしいところは、ジェジュンよりもジュンスかなと思う。

 

最後に「日本でミュージカルをやりたい」といつものように言ったが、今までのように願望だけではなく、今回は「話が進んでいる」と突っ込んだ発言もあった。

ミュージカルをやるなら、2500人とかの会場になるんだろうから、またチケットがものすごく大変そうだけど。

 

ジュンスタイムも含めて、日本語の曲を何曲か。

「僕が死のうと思ったのは」はジェジュンもカバーしていた曲で、

思いがけず、二人の歌い方を聞き比べることになった。

 

しぼり出すような切なさを表現するジェジュンと、

淡々と歌いながら情感たっぷりなジュンスと、

どちらがいいとは言えないくらい、どっちも良い。

 

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