4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

スパショ9 at ベルーナドーム

スパショ9の日本公演が発表になったときから、

ベルーナドーム? というところに大きな疑問符がついてて、

いや、3月はいいけど、ほんとにベルーナドーム? と何度も見直したけど、

大阪とか福岡とか、他の会場でやる気配はなかった。

ベルーナドームに行ったことはないけれど、「屋根はあるけど、壁はない」というのは知ってたし、

冬の屋外も夏の屋外も行ったことがあるから、

どっちも見るほうにとっては過酷だとはわかったので、

あとから追加公演がでるなら、地方でもいいからそっちへ行こうかと思ったくらい。

 

でも、追加公演が出なかったら、ものすごく後悔するのはわかっていたし、

2日連続は厳しいけど、1日くらいは取っておくか~と思って、チケットを申し込む。

一次先行で当たって、どうせ1日なら奮発するか~とプレミアム席にも申し込んで。

(風がふいたら、スタンドは寒そうじゃん)

 

チケットが発表になってから、当日まで、たくさんのエルプが「寒さ対策」について情報を発信してきたけれど、どれも「寒かった場合」に備えて、かなりの重装備を推奨してた。

私が今まで行った屋外ライブで極寒だったのは、11月の横浜スタジアムジェジュンのライブだったけれど(しかも雨)、3月だし、それほどじゃないだろうなあという予想はしていた。

 

前日の雨から打って変わって、3月19日は晴れて、風も穏やかだった。
これならヒートテック2枚重ねの厚手のダウンジャケットは必要ないだろうと思い、

もしものためのポケットカイロだけは多めに忍ばせてライブに臨んだ。

幸い、カイロの出番はなく、手袋も不要だった。

初めての会場ゆえ、早めに到着して、1時間ほどを場内で待ったけれど、震えることもなく。

 

ともあれ、3年ぶりのスパショ。

前回は2020年2月の大阪公演だった。まだコロナの出はじめで、マスクこそしていたけれど、その後3年も続くとは想像もせず、

久しぶりに「ウリヌン エルプ エヨ!」を叫ぶことができて、

本当にコロナは終わるんだなと思えた。

実はこのスパショの前に東京ドームのWBCも見にいっていて、鳴り物と声出しの応援ができるようになっていて、

桜も咲き始めたし、いろんな意味で、冬は終わるんだなということを実感したばかり。

 

ものすごく残念だったのは、席が良すぎて、メインステージがほぼ見えなかったこと。

席が表示されたときは小躍りしたけれど、実際に座ってみて、

センターステージの真ん前なのに、前過ぎて、前にはテレビ放送用のカメラが数台並び、立ち上がってもその向こうのメインステージが見えない。

もちろん、メンバーがセンターステージに来たときは、もう本当に目の前だったけれど、3時間半のうち、どれくらいそこにいただろうか。

すごく楽しみというか、絶対取れると思っていた銀テも、

なぜか私のいたブロックの両側には飛んだけど、中央には降ってこず。

 

メインステージでは日本初披露の曲もあったので、見えなかったのは本当に残念。

 

でも、これがライブだよね~、と思いながら、

周囲で大声を出すエルプに囲まれて、ペンラをぶんぶん振り回して、

この高揚した感じ、忘れてしまったかと思ったけれど、ちゃんと覚えていてうれしかった。

久しぶり過ぎて、3時間もスタンディングでいられるかなと思った足も、どうにか耐えてくれて(まあ、翌日はちょっと全身が痛い)。

 

ソウルから始まったスパショ9、SJ的には、アジアも回ったし南米も行ったので、

かなりの公演数を重ねたと思うけれど、

日本公演が2日しかなかったのはとても残念。

すでに4月のアンコンも発表になったので、再び日本に戻ってくることはないだろう。

 

イトゥクは「WBCがあったから東京ドームが取れなかった」と言ったけれど、

3万人収容のベルーナ2日間だけというのを見ると、東京ドームでやるのは難しかったかもと思う。

地方会場がなかったから、生中継で補完したのかもしれないけど。

コロナ対応が緩和されてきて、あちこちでライブが復活して、会場が取りにくかったということはあるだろうし、SJメンバーは「ドーム」と名の付くところに壁がないとは思わなかった節もあるが、

次回はぜひ、屋根と壁のある会場でやってほしいな~。