「talent」という単語は「テレビに出る人」じゃなくて、
「天賦の才能」という意味だと知ったのは受験勉強の時かなあ。
「テレビタレント」というのは「テレビに出るだけの才能」がないといけないんだろうな。
もしかして「俳優」には誰もがなれるけど、「タレント」にはなりたくてなれるわけじゃないのかも。
「才能」は人をひきつけ、感動させなくてはならないから。
「面白いから使ってみよう」と誰かがいってくれなくてはならないから。
その能力は芸術的な創造力だったり、並外れた身体能力だったり、
あるいは話術だったり、統率力だったり、経営手腕だったりするかもしれないけど
それすべてみな他人の評価によるもの、他人から愛される素質、と言ってもいいかもしれない。
見た目が美しいだけでも、十分に愛される才能といえる。
それを最大限に利用するかどうかは、本人の努力次第だろう。
(なんでこんな話になったのかな?)
今朝、ジュンスの双子のお兄ちゃんのジュノをテレビでみていて、
ああ、歌はやっぱりジュンスのほうがずっと上手いな~と思っていて、
でもジュンスは誰よりも歌が上手いんだから、しょうがないか、なんて、
あんまり理屈の通らないことを考えていた。
ジュンスが歌が上手いなんて、
いまさら私が言わなくてもみんながそう思っていることだし、
ここであえてまた言ったところで、
いまごろ何言ってるの?と思われてしまうだけだ。
でも、「うわ、うまい」と思った一瞬はみんな違うでしょう?
普通に上手いなあと思うことは、けっこう頻繁にあるけど、
ふとやっていることをやめて聴き入るほどの歌にであうことはそれほどない。
うまいだけじゃなくて、ジュンスの歌い方は心に響く。
彼自身が本当に歌うことが好きだということが、素人の私にも伝わってくるようだ。
スーザン・ボイルさんの歌を聴いたとき、世界もそう思っただろう。
東方神起の曲でも、彼の上手さは十分に伝わる。
でも、私の心に響いたのはこの瞬間。
「My Everything」 by XIAH JUNSU 2008年末の歌謡大賞でのピアノバトルより
あいてのBIGBANGのSOL(テヤン)もかなり上手いのですよ。
でも彼もジュンスが歌い終わって思わず拍手してる。
胸を揺さぶる歌声と、思う。
天が愛でた歌う才能。
彼がこの先も歌いたいと望むなら、
それを愛し聴きたいと思う人たちによって、
必ずその場が与えられるだろうと思う。