4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

イケメングループという称号

そのグループの特徴というか、一番のウリは何かというと、

歌唱力だったり、

ダンスの実力だったり、

表現力だったり、

面白いキャラクターだったりするのだけど、

ウリSS501は必ずと言っていいほど、

「韓国イチのイケメングループ」と言う形容詞がついてまわる。

まあ、そういう方向性をめざしてつくられたグループなんだろうから、

それがキャッチフレーズでもいいんだろうけど。

「歌手は歌がうまくないと」と言うお国柄では、

歌手やダンスグループとしての実力よりも「顔立ち」や「スタイル」を先にいわれることは、

必ずしも面白くないこともあるんだと思う。

ほぼ完璧なスタイルを見せる東方神起のライバルといわれたにしては、

デビュー当時の彼らの実力は今一歩だったと思うし、

だんだん成長する姿を見せることが事務所の戦略だったとしたら、

最初がそうでもそれは仕方のないこと。

ファンは彼らががんばってきたことをよく知っているし、

年を重ねるごとに、うまくなっていることもよく知っているし、

なんかのんびりしたムードをかもしだしながらも、

ちゃんとそれなりのポジションを持っていることも知っているし、

何よりも彼らが大好きだから、

そんなこともこんなこともどうだっていいと思うのだと思う。

歌は上手くなってるし、

日本での活動で、ハーモニーは格段にきれいになったと思うし、

ダンスだって(ちゃんと踊れば)かっこいいし。

トークでは笑わせてくれるし、

なんか最近とっても男っぽく大人っぽくなってきちゃって困るくらいだし、

そういうものは、練習とか経験とかちょっとした意識の問題とかで、

いくらでもどうにでもなるもんじゃないかと思う。

おかれた立場やチャンスが人をそれなりに成長させたり、

別な力をくれたりすることだってある。

そういう運をつかむことも含めて、

そもそもの「才能」っていうものが多少あるにしても。

でも・・・・。

見た目が「美しい」っていうのは、どうにもならない世界でしょ。

練習しても努力しても意識を高めても、

ある一線より上は、「才能」の域なのだ。

だから人はそれに憧れ、そうなろうと努力もするけど、

スポーツや芸術の世界と同様、トップになるにはそれ以上の何かがいる。

だから、「韓国イチのイケメングループ」であることは、

なんかそれだけでもすごいなっていう気がします。

すごく歌がうまくても、ダンスが上手でも、トークが面白くても、

イケメンじゃなければメンバーになれないんだからね。

5人並ぶと背丈も同じくらいで、バランスよく絵になって。

顔はどうにでもなるっていうけど、それだって「土台」が必要だし、

ましてスタイルや手足の長さはどうにもならない。

それなのに歌もダンスもがんばってるし、

いつの間にかどんどん大人になってかっこよくなろうとしてる君たちのこと、ほんと好きだよ。

ikemen