3時間あれば何ができるだろう?
と、無事チケット申込みの送信をクリックできてから考えた。
映画は1本、場合によっては2本見られる。
夢中になれば本だって読み終わるし、
いつも週末にまとめてやる家事だって3時間集中すれば時間が余るだろう。
「Rebirth」は何回ローテーションできるか。
いや、デビューから今までのCD、全部聴けるかもしれない。
たくさんの人のそれほどの時間を費やさせたってことが、わかってんのかな。
何かをあおるためにこういう方法をとったのだとしたら、
PCの前でキーをたたき続けたファンには、
達成感よりも疲労感が残るだけだし、
このほうが事務処理が楽、と思ってこうしたんなら、
今後一切「ファンのために」という言葉は使わないでほしい。
わかってるだろうけど、
こうやって無為な3時間を過ごしたのは、
あなた方の効率のためじゃなくて、リダのためだから。
韓国系のイベントに参加しはじめて、かれこれ6年。
そりゃいろんな目に遭いましたが、
(まだ当日ドタキャンだけは、幸いなことにありません)
最近は日本ではどうやってチケットを売ったらいいかということがわかってきたようなので、
それで混乱が起こることは少なくなってきたように思う。
ゆうべも受付スタートから予想通りつながらない状態が続いた。
一時期にアクセスが集中すればサーバが耐えられなくなることはわかってるのだろうが、
サーバ容量を上げるにはそれなりの予算がいるけど、
ふだんはそんなのは必要ないから、あらかじめ体制を整えるなんてことはしない。
っていうところだろう。
結果的には1晩、3時間程度をしのげばいい話なのだし。
真夏の電力需要のピークに応じて、
発電施設をつくっておく電力会社みたいにしろっていうのではないけど。
ヨン様は自身の公式ファンクラブを持たない主義だけど、
キーイーストのリダはどうするんだろう?
もちろんトリプルSがあるのだから、
もしキム・ヒョンジュンファンクラブができたら、
厄介だろうとは思うけど。
でも何かあるたびにまずDVDを買わされるのはたまらないなあ。
もちろん、買いたくなければ買わなければいい話だし、
大枚はたいた人にはそれなりのご褒美があってもいいんだけど。
「釈然としない」
という感覚はいつまでもはびこる。
結果オーライとはいかない、
やっぱりその過程もすっきりと納得のいくものであってほしいと思う。
そういえば「ファン夫人」も、
「私は結果よりも過程を大事にする」と言ってたな。
夜中になっても30度を下回らない熱帯夜だった上に、
ネット接続合戦はかなりヒートアップしたはず。
ふたを開けてみればおそらく、
申し込めなかったっていう人もそんなにいないんじゃないだろうか。
リダとソウルで会った小栗君の彼女、優ちゃんが、
「浮気はばれなければOK」と言ってた。
そうそう、女には「わからないようにやってくれれば、大目に見るわ」という
独特な寛大さがあるんです。
男はあまり、こういう風には言わない。
大目に見る代わりに、わかったときにはとことん糾弾するけど。
「チケット販売に関する事務処理の効率を優先しただけ」
「どういうやり方でも、お金を払う人は払ってくれるから」
「同じ値段なんだから席があればいいんでしょ」
そういうのはわかんないようにやってくれないかな。
自分たちの努力じゃなくて、リダの笑顔でそれを帳消しにしようとはしないで。
今日、夕べのことを書こうとして、書き直し3回目。
いつもは書き直したりしないのに。
怒るのはやめようと思っても、やっぱりまだ日本語が怒ってる。
何に腹を立ててるんだろうっていえば、おそらく、
「キム・ヒョンジュン」といわれればなんだか時間とお金を費やしてしまう
自分に、だ。