リダが俳優活動をすることについて、
賛否両論ある・・・らしい。
おそらく、もともとのK-POPファンからの拒否反応が多いのだろうということは想像がつく。
もともと韓ドラファン、SS501のリダじゃなくて、
ユン・ジフで初めてリダを知ったって言う人はあんまり違和感ないかも。
長く韓ドラを見ていて、K-POPファンになってみると、
両方のファンの温度差の違いというか、
思い入れ方の違いを、いろんなところで感じる。
リダはたくさんのSS501ファンをもち、
これからたぶん韓ドラファンを増やしていくだろうから、
もしかしたら本人が一番、
その違いを直に感じることになるかもしれないなあ。
韓ドラファンは基本的にドラマや映画でラブシーンやろうと平気です。
っていうか、それなしでロマンチックなドラマはありえないし。
思い切りドラマにはまるには、
限りなくドラマチックで素敵なシチュエーションを期待し、
ありえないくらいのセリフをつけてくれ~と思う。
リアリティがありながら、現実離れしてるという相反することを、
ドラマファンは期待する。
すごくかっこいい役のこともあるけど、すごく悪い人の場合もあり、
イケナイ人だったりする。
とってもいやなやつで、ひどい目にあったり、殴られたり、捨てられたりもする。
あるときは泥沼に埋められたり、血だらけになったり、
変な女にものすごく惚れていたり、言い寄られて困っていたりする。
思わず「やめて~」といいたくなるのは、かわいそうな目にあうときだ。
だが、そのくらいのめり込めればドラマとしては成功だろうし、
演技力もオッケーなのだ。
歌手たちは、現実ではとても口にしないような言葉を、
音楽にのせていくらでも言うけど、
基本的にステージでキスシーンなんかしない。
女性ダンサーと密着して踊るのがせいぜいで、
目の前でマジでいちゃいちゃされないから、ファンは幸せだ。
その甘い言葉の向かう先をいつも自分に置き換えられる。
そしてファンの前に現れるときは、いつも「同じ名前」。
歌うたびに、違う名前で出る人はいない。
歌っていないとき、MCをしたりトークをしたり、
後ろで他のメンバーや歌手たちと楽しそうにしているときも、
基本的に「同じ名前」、つまり「同じ人」。
歌手として知られていくうちに、
この人はこういうキャラ、というのができあがってくる。
ファンは細かいしぐさや言動から、
「意外な一面」を見つけだすのが大好きだし、
それはおそらく、本当の姿とまったく同じとはいえないまでも、
全然違うということもないんだろう。
特にアイドルたちの公と私の境は本当にあやふやだ。
俳優たちは、公(演じているとき)と私(演じていないとき)がはっきりしている。
俳優にとって、素というか、演じていないときの自分を知られるのは、
演技することに対してプラスよりマイナスが多いんだと思う。
なので、俳優はプライベートをあまり見せないのだろうと思う。
俳優がキスシーンを演じるのは本人じゃなくて、
別の誰かを演じていると思うから平気なんですっ!
平気、という言い方はおかしいな。納得してるというか。
(お仕事、お仕事・・・と言い聞かせる自分がいる)
でもたぶんリダファンは、いままでのように何をやってもリダが~と思うから、
すごく違和感があるのでしょう。
その違和感を払拭しなければならないのだから、
彼が自分に課したハードルは高い。
そうえば、T.O.Pがイ・ヒョリさんに舞台上でホントにキスしたとき、
テレビを見ていたイ・ヒョリファンのリダは、怒ってリモコンを投げつけたと言っていました。
く~、それってわかるなあ。