日本では、名前を聞いた後にたいてい、「どんな字を書くんですか?」と聞く。
同じ発音の名前でも、漢字によってだいぶ印象が違う。
親がどういう思いをこめて名前をつけたかがわかる場合もあるし、
いかにもその人らしいという感じられることもある。
以前お嬢さん2人にひらがなの名前をつけたという上司がいて、
「ひらがな、かわいいですね」と言ったら、
「うちの子が頭が悪くて漢字がかけなくても、名前ぐらい書けないといけないと思ったから」といわれた。
お嬢さんたちは立派に成人されてとてもそんなことはないのだけど、
親の思いってそういうものかなと思ったことがある。
英語の名前でも、親子代々の名前だったり、
語感で今風とか昔っぽいとかが感じられることがあるけど、
ハングルの名前はどうしても名前からその意味というかイメージがわかなかった。
それなりに流行りすたりはあるという記事を読んだことがあるけどハングルは読めないし、
カタカナになっちゃうと、五十音をどう組み合わせても名前になりそうな気がするし。
そもそも苗字がつくときとつかないときで発音が変わるっていうのが理解しがたい。
どうして名前が変わるのか?
前にアメリカ人から「岸」と言う字は、なんで上につくと「きし」で、下につくと「ぎし」なの?
と聞かれたことがあるけど、まあ、そういうもんなの、としか答えられなかったのと似てるかな?
でも、名前の発音が変わっちゃうのはなあ。
そのうち漢字ではこう書くんですよ、っていうのがわかると、
またイメージが変わったりする。
ヒョンジュンは、かろやかなイメージだったのに「賢重」は重かった。。。
「享俊」はすごく賢そうだ。
「ギュジョン」の「奎」は日本語では普通は使わない字なので意味もわからず。
「奎(けい)・・・二十八宿の一。文章をつかさどる星座の名。とかき。」(大辞林より)
ひゃあ、「星」よ。「星」に「鐘」。
ギュジョン、光って響く、華やかな名前だわ。
ジョンミンはパク・ジョンミンというときと、チョンミンという時で、
すごくイメージが変わる。
漢字では政? なんかみんなを統率してる感じよ。
「永生」って言う文字を見たときは、
本当にヨンセンらしくて、思わず笑っちゃいました。
おじいちゃんかおばあちゃんがつけてくれたって言うような話を聞いたような気がするけど、
(確かじゃないです)
その文字の表すところと、発音がとっても合っていて、
それがまた、ヨンセンの雰囲気にとてもぴったりなので。
そして「ホ・ヨンセン」はハングルにしても「○」がいっぱいついてかわいい。
コンサート会場では「ホ・ヨンセン」の名を書いたプラカードは、ひときわかわいく見える。