さいきんよく人から、
「なにかにそんなにはまれていいよねえ」
と言われる。
好意的にそういわれることもあるけど、
多少、「ばかだよねえ」っていうニュアンスが感じられなくもないこともあるので、
できるだけムッした気分を表情に出さず、
「おかげで毎日楽しいで~す」と返すことにしている。
何かにはまれない人に、はまる楽しさを何時間説いたところでムダだと思うから。
以前はどれくらい私が本気で、どれくらい楽しくて・・・
ということをわかってもらいたくて言葉を尽くそうと思ったこともあるけど、
「はまる」ということを肌で感じたことがない人とは絶対に接点がみつからないというか、
むこうがあきれるばかりで、結局議論に疲れてしまう。
「何がそんなに楽しいの?」
そう聞かれたら最後、それ以上は絶対にだめです。
特にこの相手からは絶対に見下されたくないと思う人からそう聞かれると、
何とかわかってもらいたいと思ってちょっとムキになってしまうけど、
そういうときは引き際が肝心です。
「だって楽しいも~ん」
といい続けて、そんな楽しいことがわからないなんてと
相手がくやしそうにするまで(あんまりくやしがりませんが)、
私は楽しがることにしている。
たぶん、いろんなことを理解しようとする人、
理屈をわかりたいと思う人、
理由をつけたがる人、
他人からバカに見られたくない人には、
はまってしまう楽しさはわからないのだと思う。
「そんなの(韓流のことです)にはまったって聞いて、
バカじゃないのと思ったけど、まあ楽しそうだからいいわ。」
今日も結局はわかりあえないままそのように言われて、
楽しんでいるようだとわかってもらえただけでもいいかなあと思いました。
おかしいんじゃないかと思われるくらい、
私は夢中なんだってことがはわかってもらえたようですし。
そこまでいわれて、なんだかくやしくもないし腹も立たないのは不思議だけど、
私にはあなたにはわからないことがわかってるのよん、
っていうなんだか根拠のない自信みたいなものもあるし。
「どれくらい好きか」ということを、言葉にするのは難しいことだ。
私の知っている語彙だけではとうてい足りない。
そう おかしくなったよ 君にとって僕は はまったよ