紅白で今年初めて聞く歌、というのがけっこうある。
あるいはワンフレーズは聞いたことがあるけど、
全体だとこういう歌だったのか~とか、
こういう人が歌ってるのね、とか。
もともとそんなにJ-POPというか日本で流行っている曲を聴くほうじゃなかったけど、
最近は大ヒットしてても知らない曲のほうが多い。
私の関心がうすれているのか、ヒットが小粒なのか。
7時半から前半の紅白を見ていて、
これが今年の流行なら、やっぱりK-POPの最低1グループは出てもよかったんじゃないかと思うが、
今年の紅白が日本から世界に発信するメッセージを見ていると、「日本色」が強いので、
そこにあえてK-POPグループを入れる必要もなかったのかな、と思う。
そしてもう一つ思うことは、
日本の、特に若い層の曲は「愛だの、恋だの」と言う内容が、薄い。
「がんばれ」とか「元気」とか応援歌っぽい。
全体に元気がなかった今年の日本の状況を考えると、
それも致し方ないのかもしれないけど。
(ここで中継です)ユチョンが新人男優賞をとりました!>KBS演技大賞 22時40分現在
今の女子大生の気持ちを率直に表現した、っていう曲も聴いたけど、
確かに率直ではある。
率直すぎて、なんの比喩もなくて、
思ったままを言うことが今時の表現力なんだ~と、妙に納得した。
日本語力を尽くして、いろいろに言いまわすことは、今ははやらないのだろう。
それと、女の子が相手を「君」と呼ぶ今時の歌詞は、
たぶん宇多田ヒカル当たりからだと思うけど、
見た目には「カワイイ」を優先しながら、関係では対等を期待するっていうところに、
なんか微妙な違和感を感じる。
そこがまちがいだよ!っていうか。
年越しをどの曲でしようかって、今日は考えていたんだけど、
SS501のパフォーマンスが大好きで、リダペンだって公言してるけど、
あまったるい歌詞も愛してるよ!