韓ドラにはまっていたときも思っていたけど、
K-POPにはまってから、その思いはいっそう強い。
なんであんなに「セクシー」を強調するんだろう?
そしてどうも、そのセクシーの表現は、
「露出」と「なまめかしい視線」に代表されるようだ。
出して見せればいいってもんでもないだろうし、
思い切り作った流し目をされてもなあ、と思う。
なにか誤解しているというよりは、
韓国と日本での「セクシー」の意味が全然違うのだとしか思えないことが多々ある。
そもそも、「完璧」であることが最高である、とあちらの方々(特に芸能界)は考えるらしい。
肌にはシミ1つないし、あごや鼻の角度、歯並びの美しさは審美歯科の広告のようだ。
100gの贅肉も許されなさそうだし、
最高に美しく見える角度(主観の問題だけどね)も研究されつくしている。
最初はその完璧さに感嘆の声をあげるのだが、
誰も彼もがそうだと、なんだか食傷気味というか、
次第におなかいっぱいになるのはどうしてだろう。
答えは簡単だ。
飽きるのだ。
美人は3日で飽きる、という言葉がある。
それを実感する。
ナルシストにつきあうのもくたびれるものだ。
最近はきれいに割れた腹筋を見ても、
そこまでの努力をたたえるよりは、
「おなかが出てない程度で十分だから、ちゃんとご飯を食べて、遊んで」
と思う。
日本では「個性的であること」がウケる。
人と違うと思うからかっこいいと思われ、みんながそれを真似するから、
みんなが同じになっていく。
それも悪循環だけど、
一重や八重歯や子ども体型が「個性」だと思えば、消さないほうがいい。
次々に出てくるK-POPアイドルたちが、
だんだんどれもこれも同じ顔に見えるのは、
「年のせい」といわれたかないけど、
もうそろそろ限界だぞ。
チャン・グンソク君が3月23日に日本でビューだそうだ。
マンネちゃんと同じ日に、ポニキャニからっていうのがなんとも皮肉。
既にHMVの予約チャートの上位だそうだけど、
ドラマファンという広いファン層を持ってるし、
去年は日本で大きなイベントもやって動員力は実証済みなので、
韓国の男性ソロとしてはそこそこ期待できるんじゃないかと思う。
何より、この写真は気に入った。
鍛えた腹筋じゃないけど、この色っぽさはどうなの?
それでただ肌をみせるだけじゃなくて、
あえてこの視線は、思わずじっと見てしまう威力がある。
グンソク君は俳優だけあって、
自分がどう見えるか、どう見せるべきか、どういうことを求められているかを、
ちゃんと知ってるように思う。
それが見え隠れするところが、ちょっと小憎らしいけど、
わざとらしいというよりは、グンソク君の作戦勝ちという感じ。
マンネ、負けるな!