4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

オトコ!

リダの最初の活動も終わり、

これで5人のうち4人のカムバック(マンネはデビューって言ってたけど)も

一段落。

キュジョンが「宮」のあとアルバム準備にはいるそうで、

5人のソロ曲がでそろうのも、もうあと少しだろう。

なんか5人がそれぞれ別々に活動したって言うよりは、

「Collection Album」を出した時のような感じがするのはどうしてかな。

あの時も別々のイメージでソロ曲を入れて、

「ああ、こういう曲が好きなんだな~」なんて思って、

それを1つのMVにぶち込むのもずいぶんむちゃだな~なんて思ったくらいだけど。

ジョンミンから始まったソロ活動。

振り返ってみると、それぞれが、

「今までのイメージを破る」様なことをいったわりには、

なんだかそれぞれ理解できる範囲だったようにも思う。

それまで「SS501」という1つのイメージの中にはめられていたけど、

そもそも違う子なんだから、

なりたいタイプも目指す「男」も違って当たり前で、

それを思い切って出してみたのが今回のソロ活動だと思う。

いろんなことに良く気がつくジョンミンは、

みんなに力を与えてくれるような「一人じゃない」と言うメッセージをこめ、

マンネはやっぱりかわいくて、1人の女性にオールインする男を表現した。

ヨンセンのクールな都会男も、考えてみれば彼が良くいってたかっこよさだし、

リダはもともと「かわいい」「きれい」よりもちょっと不良っぽいところがある男だ。

かえって自分が今までおさまっていた「SS501」の枠を破ることのほうが難しかったと思うけれど、

それはそれで、みんな上手に「利用した」、と思う。

いつでも戻れる巣をちゃんと残し、

一人歩きをはじめたのだ。

SS501のイメージがあったから、

それぞれにファンを驚かすことができたし、

違う面を見せることもできた。

だいたい女はみんな(というか概ね)、オトコの意外性が好きだ。

いつも強気なのにちょっと弱気を見せたり、

ぶっきらぼうな中に優しさがのぞいたり、

かわいい中にも男らしさが現れたり。

それがいくつになっても「女の子のキュン」のポイントだ。

チャン・グンソク君は、1人でそのいくつもの面をみんな持っていて、

それをくるくるとちょっとずつ見せながらファンを翻弄している。

どれが本当の彼かわからないかわりに、

ファンにも日常の姿を忘れさせ、

彼の前で「彼にきゅんとするかわいい女の子」でいさせてくれる。

SS501にそこまでのワザはないな~。

でも5年もの間ファンに、

「いったいいつになったら、どうしてくれるのよ~」と言う気持ちを、

持ちこたえさせてきた輝かしい実績がある。

これはそう簡単にはどうにかできないんだろう。

困ったオトコたちだ。

SS501の「オトコ!」っていえば、これですかね。

「Fighter」 by SS501