脱いで! といえる立場も、
脱がないで! という権利も、
私にはどっちもないけど、
ま、脱いでも脱がないでも、どっちでもいいんだけど。
どっちもリダだから。
脱いで! なんて恥ずかしくていえないし、
脱がないで! といって本気にされたら困るし。
私ももし豊胸手術でもしたら、
これみよがしに胸の大きく開いた服を着たいと思うにちがいないですもん。
お金とか手間ひまかけるわけだし。
せっかく鍛えたんだから、そりゃ見せたいかも。
女子のナマ足と同じで、
人さまの前に堂々とだせるのも今のうちなんだし。
それはまあ見ていて惚れぼれするわけで、
画像もちゃんと「ファイルに保存」してたりするわけだけど、
そんなのを深夜にPCで見ている自分を、
ときどき客観的に想像すると、
神様にざんげしたくなります。
「ふしだらなわたくしのおこないをお赦しください」
(よかった、クリスチャンじゃなくて)
ふつう、服は着ていないより、着ているほうが恥ずかしくないものだけど、
ムダな肉はまとっているより、まとっていないほうが恥ずかしくないものだ。
ムダな肉を排除し、その上に鍛え上げて美しくついた筋肉は、
もはや服と同じなんじゃないだろうか。
「オレだけを見ろ!」
・・・そんなこと、口にする必要はなくてよ、リダ。
どうやって感想を表現しようか、とても悩む。
いい言葉が思いつかない。
いや、なにも、リダのみごとな体をみて、
哲学的に賞賛しようって思ってるわけではありません。
ほぉ~っと見とれてしまうことにたいする、
ただの照れかくし。
誰でも書くでしょうが、
「水も滴るいい男」
です。
でもこの舞台をかぶりつきで見るのって
鴨川シーワールドでシャチショーを見るのと同じくらい、ずぶぬれ?