通勤や移動の電車内ではiPodで音楽を聴いていることがほとんどだけど、
何を聞くかは、曜日と天気とどれくらいの時間電車に乗っているかによって異なる。
もちろん、SS501のメンバーたちの新しいCDが出れば、
それをリピートすることになるのだけど、
1曲くらいしか聴く時間がないなあと言う時は、
「好きな声」を聴くことが多い。
ジェジュン、イェソン、イ・ホンギ。
このどれかだ。
これを言うと「あ~、似てる」と友人が言う。
どの声も高めなのにハスキー。
高音ののびがよくて、せつない。
よし、元気をださなきゃ、っていう月曜日の朝に彼らを聞くこともないんだけど、
ちょっと一息入れるか、どっかでコーヒーでも、と言う時は、
この声はなかなか癒される。
彼らの歌は、動画がなくても十分に頭の中に世界が広がるので、
目を閉じて聞き入ってしまう声だ。
ところで私、最近あれ?と気づいたのだけど、
時々思わず聞き入ってしまう声がある。
前は、「上手いけど、そんなに好きというわけでも・・・」と思っていたのだけど、
最近は、好きというより、本当に魅了されて思わずじっとして聴いてしまうことが多い。
You Tubeでもあちこちおいかけて、
持ち歌だけじゃなくていろんな曲を歌う彼を見たけど、
聴けば聴くほど、ほれ込んでしまう。
楽曲の良し悪しを度外視してしまう歌い方、と思う。
私は音楽評論のプロじゃないけど、
その一般人が思わず手をとめてしまうほどの威力は、
上手いといわれる人みんなにあるわけではないと思う。
彼らが歌を歌っていく状況が大変厳しいことはそれとなく聞こえてくるけど、
この声は、それを愛する人たちによって、
きっとそのうち歌う場所を与えられるんじゃないかなあ、と思う。
「場」は「運」ではなく「才能」に与えられなければ。
曲は平凡なんだけど、
たぶんジュンスが歌わなければ、
こんなにいい曲には聞こえないと思う。