私の悪い癖で、
買った本や雑誌は、さっと目を通すとその辺に積んでおいて、
いずれ崩れ落ちるまでそのまま、ということがよくある。
先週末もそんな目になって仕方なく整理を始めたのだが、
途中で読み入ってしまうのもまた悪い癖で、
結局また「きれいに積みなおす」だけになったりする。
で、目についたのがこの記事。
10月号だから買ったのは9月だろうか。
「SMEの戦略」みたいなのがメインの特集で、
たぶんそれにつられて買ったのだと思う。
K-POPの雑誌は相次いで出ているけど、
今活動をしていないSS501が取り上げられることはほとんどない。
ソロ活動のついでに、そういうグル―プもあったんですよ的な扱いがほとんどだ。
この記事で特筆すべき点は「みんなのイメージTOP5」の5番目。
「品がある」。
ここでは15ほどのボーイズグループが紹介されているけど、
「品がある」という項目があったのはSS501だけ。
ガールズグル―プには1つもなかった。
これ、だれがどういう基準で決めたTOP5だかわからないけど、
日本の雑誌だから、「品」は「品」だろうと思う。
以前に日本の芸能関係者の記事で、
ものになる子とならない子の差だったか、
スカウトするときの決めてだったか(忘れましたが)、
「品があるかないか」だというのを見たことがある。
どんなにはすっぱな役をやっても、不良の格好をしても、
その人が本来持っている「品」だけは隠すことができず、
どんなに頑張って会得しようとしてもできないものなんだそうだ。
楚々としてお嬢様らしいことが品があるとは言えないし、
お金持ちがみんな品があるとも言えない。
品性という言葉があるように、根性が卑しくては品がないし、
どんなに安っぽい格好をしても、隠せない育ちの良さというのはある。
で、このTOP5の5番目に「品がある」が取り上げられた意味を考えてみた。
1から4までは記者さんが思いついて、どうにも5番目がなかったのか、
何らかの調査があって、SS501だけに特徴的な項目だったのか。
がつがつしていないところか、
のんびりしているところか、
お金お金といわないところか、
マンネがケチだというのはキャラとして成立しているからオッケーなのか、
苦労してるわりに苦労が見えないところか、
汚い言葉、悪い言葉をつかった歌を歌わないのはまあそうだけど、
契約満了の時も、まあいろいろあったかもしれないけど、
それにぐちゃぐちゃ言わずに口を閉ざしていることが上品なのか。
基準がさっぱりわからないけど、
確かに「品がないこと」は好かれる理由にはならないけど、
「品がある」ことは嫌われる理由にならない。
一つだけわかったことは、
私がSS501を好きだなあと思ってるたくさんの理由の一つにも、
やっぱりそれがあるからだということ。
その話題とは全然関係ないけど。
DATVで申し込んだリダのCD、まだ来ませんよね。
他ではちゃんと手に入るのに、
所属会社なら、やっぱり活動を始めるときには真っ先にファンに届けないといけないと思うの。
もうすぐそれをふまえたツアーも始まるっていうのに、
そういう姿勢はなんか誠意がないなあと思う。
企業としての姿勢というか、品位の問題ですかね。
こんなこと、鷹揚にかまえられず、
くどくどいうファンも品がないか。