4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

リダ運

できるだけ前の席でみたいのは間違いないし、

でもくじ運っていうものがあるから、

なかなか思い通りにはいかないチケット。

でもよく考えたら、9万通の応募があったとして、

どの席も90,000分の1の確率なんですよね。

最前列も、最後尾も、

確率としては同じなはず。

なにより90,000分の5,000に入れて、

昨日、パシフィコ横浜に入れたことを喜ばないと。

そして、3階の最後列の中央の席だったわたくしは、

「この席が埋まらなければ“満席”とは言わないのよ。

私が“満席”にしてあげたの」

という妙な誇りをもって、席に着いたのでした。

(あ~、なんて前向きなわたくし!!)

この会場はよく設計されていましてね、

3階の最後列からは、うらやましい1階席の客席なんか全然見えなくて、

もちろん2階は真下なので見えないのですが、

3階の手すりの向こうはステージなんです。

そう見えるように角度が考えられているんですね。

なので私の前には3階席の16列とその向こうのはるか下方にリダ。

そういう景色です。

ココは本来は「会議場」なので、

ステージ上からは客席がまんべんなく見渡せるのだそうです。

リダの位置から3階席もよく見えるはず・・・

と信じて、たくさんペンライトを振りました。

なんたって、てっぺんの真ん中にいたのですから。

「お~」と見上げてくれたら、見える・・・はず。

ステージ中央のスクリーンは、

汗がしたたり落ちるリダを映し続けていましたが、

その画面のリダと、私の真下にいる人は、違う人のようにも見えました。

どんなに遠くても、ライブを見に来ているんだから、

画面じゃなくて本物を見ないと・・・・。

上からみても足の長いリダのスタイルはよくわかりました。

上からだと、ダンサーさんの奥へ行ったときのリダのポジションはよくわかりました。

上からだと、最後にステージから下がるリダを最後まで見られました。

そして5000の観客というのはやっぱりかなり「大きなうねり」みたいに見え、

1人で5000人を相手にするリダは大変だけど、

最初の「Brake Down」より、後半の「Lucky Guy」のほうが、

会場のパワーを一身にうけてパワフルだった。

今回は曲ごとにイメージをきっちり作って、

そのために衣装を変えて歌ったけど、

やっぱりコンサートというよりは、ショーケース+ファンミ色の濃いもので、

その点、コンサートを期待してきたファンにはかなり物足りなかったかな。

ドラマからのファンを徐々に歌手キム・ヒョンジュンへ誘導していくには、

通るべき過程だったのでしょ~。

ところで、34歳になる安室奈美恵のコンサートでは、

曲の合間のMCが一切なく、

激しいダンスをしながら約25曲を2時間ぶっ通しで歌い続け、

その間着替えは2,3回。

これを年間80回こなすそうだ。

そうしろとは言えないけど、

2時間くらいきちんと構成・演出されたステージで、

歌手としてのキム・ヒョンジュンを見せるコンサートを

いつか見せてほしい。

ドラマでファンを作って、コンサートへ引っ張るのもいいけど、

「コンサートが、もうすごくいいから」

といってライブ会場に足を運ぶファンが増えて、

やっぱりほんものだろう。

ところで今日、

26日のパシフィコ横浜でやるOSTコンサートのチケットが来ました。

あ~、これが昨日のチケットだったら・・・、と思うような席です。

今年はマンネイベのチケットはそこそこなんです。

2列目中央ってのもあったし、オフ会も当ったし。

やっぱりリダ運じゃなく、マンネ運「持ってる」のか、わたくし。

「Do You Like That?」 by Kim Hyun Joong