できるだけ前の席でみたいのは間違いないし、
でもくじ運っていうものがあるから、
なかなか思い通りにはいかないチケット。
でもよく考えたら、9万通の応募があったとして、
どの席も90,000分の1の確率なんですよね。
最前列も、最後尾も、
確率としては同じなはず。
なにより90,000分の5,000に入れて、
昨日、パシフィコ横浜に入れたことを喜ばないと。
そして、3階の最後列の中央の席だったわたくしは、
「この席が埋まらなければ“満席”とは言わないのよ。
私が“満席”にしてあげたの」
という妙な誇りをもって、席に着いたのでした。
(あ~、なんて前向きなわたくし!!)
この会場はよく設計されていましてね、
3階の最後列からは、うらやましい1階席の客席なんか全然見えなくて、
もちろん2階は真下なので見えないのですが、
3階の手すりの向こうはステージなんです。
そう見えるように角度が考えられているんですね。
なので私の前には3階席の16列とその向こうのはるか下方にリダ。
そういう景色です。
ココは本来は「会議場」なので、
ステージ上からは客席がまんべんなく見渡せるのだそうです。
リダの位置から3階席もよく見えるはず・・・
と信じて、たくさんペンライトを振りました。
なんたって、てっぺんの真ん中にいたのですから。
「お~」と見上げてくれたら、見える・・・はず。
ステージ中央のスクリーンは、
汗がしたたり落ちるリダを映し続けていましたが、
その画面のリダと、私の真下にいる人は、違う人のようにも見えました。
どんなに遠くても、ライブを見に来ているんだから、
画面じゃなくて本物を見ないと・・・・。
上からみても足の長いリダのスタイルはよくわかりました。
上からだと、ダンサーさんの奥へ行ったときのリダのポジションはよくわかりました。
上からだと、最後にステージから下がるリダを最後まで見られました。
そして5000の観客というのはやっぱりかなり「大きなうねり」みたいに見え、
1人で5000人を相手にするリダは大変だけど、
最初の「Brake Down」より、後半の「Lucky Guy」のほうが、
会場のパワーを一身にうけてパワフルだった。
今回は曲ごとにイメージをきっちり作って、
そのために衣装を変えて歌ったけど、
やっぱりコンサートというよりは、ショーケース+ファンミ色の濃いもので、
その点、コンサートを期待してきたファンにはかなり物足りなかったかな。
ドラマからのファンを徐々に歌手キム・ヒョンジュンへ誘導していくには、
通るべき過程だったのでしょ~。
ところで、34歳になる安室奈美恵のコンサートでは、
曲の合間のMCが一切なく、
激しいダンスをしながら約25曲を2時間ぶっ通しで歌い続け、
その間着替えは2,3回。
これを年間80回こなすそうだ。
そうしろとは言えないけど、
2時間くらいきちんと構成・演出されたステージで、
歌手としてのキム・ヒョンジュンを見せるコンサートを
いつか見せてほしい。
ドラマでファンを作って、コンサートへ引っ張るのもいいけど、
「コンサートが、もうすごくいいから」
といってライブ会場に足を運ぶファンが増えて、
やっぱりほんものだろう。
ところで今日、
26日のパシフィコ横浜でやるOSTコンサートのチケットが来ました。
あ~、これが昨日のチケットだったら・・・、と思うような席です。
今年はマンネイベのチケットはそこそこなんです。
2列目中央ってのもあったし、オフ会も当ったし。
やっぱりリダ運じゃなく、マンネ運「持ってる」のか、わたくし。