4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

ハンサムのトレンド

「2013年世界のハンサムな100人」っていうのが発表になった。

毎年「世界の美女100人」は発表になってるのに、こっちには気づいてなかったけど。

「The 100 most handsome faces of 2013」

シウォン、7位か~。すごいな。

幕張のリリイベで見たとき、ちょっと無精ひげが生えてて、

すっごくかっこよかったもの。

立ち姿がきれいだった。

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「シウォンが中央に立っていると、Super Junior全部がかっこよく見える」

といったのはイトゥクだけれど、

確かにほかの子がセンターにいるときより、かっこいい。

逆に言えば、どの子がセンターに来るかで、

ダンスメインだったり、歌のうまさを際立たせたり、面白さを見せたり、

違うカラーが出るSuper Juniorというグループは、

他にない個性を持っているとも言えるんだけれど。

24位のダニエル・ヘニーは納得。

ナマで見たことがあるけど、本当にものすごくハンサムだった。

「イケメン」ではなく「ハンサム」。

そう思うとこれにランクインしている人に、

「イケメン」という言葉について回るチャラさがないかも、と思う。

どっちかというと「ストイック」な感じ。

アイドルグループのメンバーにだってそれぞれにファンがつくわけだから、

ちゃんと「嗜好」は分散されてるっていうか、

それが100人もランキングすればまあいろんなタイプがぞろぞろ。

私は性格を抜きにした「ハンサム」とか「いい男」とかいう場合、

決して個性的であることを好まないというか、

こういう意味での「タイプ」については王道だと思っている(言いかえれば“ふつう”)ので、

5分ほどのこの動画、うっとりしながら眺めました。

いわゆるこれが「今、旬のいい男」っていうわけで、

主観を抑えて冷静に眺めてると、なるほど「トレンド」っていうものが見えてくる。

「ハンサムな顔」と言われるくらいだから、みなそれぞれにいい顔だけれど、

ちょっと以前とは「ハンサム」の基準が変わってきているような。

彫刻のような「キレイな顔つき」ではなく、ちょっと骨ばったりヒゲが濃かったり、

けっこうワイルド。

曲線ではなく、ゴツゴツしたタイプが多い。

一昔(ふた昔?)前の「バタ臭さ」とは違う、確かに今風の顔つきだ。

顔がそうだということは、体つきがぷよぷよなわけもなく、

見えなくてもそれなりに鍛えられていることがわかる。

「草食男子」とは、かなり違う。

韓国人は数人ランクインしているけれど、日本人は赤西くんと金城武、サッカーの本田だけ。

日本人にハンサムがいないというわけじゃないと思うが、

日本人(の女)がハンサムと思う顔が世界のトレンドからは外れているんだということだろうか。

本田ってハンサムじゃないと思うけどな~。

サッカーしてなかったら、コワイよ。

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そう思うと、リダとかが体を鍛え、男らしさを前面に押し出すのは、

世界のトレンドに対するチャレンジのような気がしてくる。

日本ではつるんとした美しさ、きれいさが求められて、

ゴツゴツした筋肉質は敬遠というか拒否反応を示されてしまう。

「太っているのは嫌だけれど、あまり鍛えすぎないで。むしろやせているくらいのほうが・・・」

アイドルたちが鍛え始めると必ず聞かれる言葉だ。

今、世界のトレンドとしての「ハンサム」には、あまり「甘ったるさ」がない。

このランキングに韓国一の美男子、チャン・ドンゴンが入らないのは意外だが、

彼もストイックな感じよりは甘さのほうが勝つかもしれない。

ただ美しいだけでもだめで、顔にじみ出るものが、人工的なものではなく、

生き方や仕事からにじみ出るようなものを求められてるような気がする。

たとえ仕事上やってることでも「かわいい」なんていうのは、

世界のハンサム」というレベルとはちょっと違うのでしょうね。

日本ってやっぱり位置的にも極東、独自の文化とか基準があり、

あんまり大陸のやることに左右されてない、ってことなのか。

世界標準に左右されないと言えばかっこいいけど、

リードしてるわけでもないと思うなあ。

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シウォンが「ヒョン」と呼ぶイ・ソンミン。

1986年生まれ、28歳。