イェソンのカムバック。
2つ目のアルバムタイトル曲が今日公開。
「太陽の末裔」とか「月が描いた月明かり」のOSTの作曲家の曲だそうだ。
「キミじゃなきゃダメなんだ」や「Gray Paper」と同じ匂いがするのは、
曲の「ドラマ性」のせいだろうか。
「シンデレラのお姉さん」も「その冬風が吹く」もとても感情的なドラマだ。
この曲はどんなドラマに合うでしょうねえ。
ふと思ったのは、彼の自作曲に何かもう一つパンチが足りないのは、
おそらくそのあたりじゃないかと思う。
イェソン自身がもう1歩も2歩も踏み込んで自分を出すというか、
前作のMVも美しい作りだったけれど、感動的じゃない。
かっこうをつけるために、一番の奥底を覆い隠している感じがする。
歌にはちゃんとそういうのが出るのに、
作るときには、まだそこにたどりつけてないのか。
目指してるのはそこじゃないかもしれないけど、
さらっとかっこよくだけではうまくは行かないんじゃないかなと思う。
歌手の人が、「ああ、この歌を歌うために歌ってるのね」って思うことがたまにあるけど、
そういう曲に出会うことを祈ってます。
で、こうやって、「切ない曲」を聞くと、
やっぱりそれがものすごく似合っているし、うまいし、と思うのに。
ともあれ、ヒット祈願。
本人はファンに「むきになってストリーミングしないで」なんて言ってるけど、
それがかっこつけだっつーの。
「この歌に命かけてます」くらいのことをイェソンが言う日が、
くるかなあ。