EXOのカムバがいい。
というか私好み。
何がいいのかなあといろいろ考えながら、
数回聞いてみたけれど、
まず、曲が「EXOっぽい」。
EXOっぽいとはどういうことかというと、
EXOがデビューのころから持っている、というか今時残しているK-POPっぽさというか。
K-POPの流れであるHIP HOP調の不良っぽさに傾かないところがSMっぽいところでもあるけれど、
リズムの歯切れの良さというか、K-POP独特のリズムを守っているところというか。
それでいてメロディがきれいなこと。
これでメロディがあるのかないのか、リズムだけで見せているようなのがNCT127だけど。
(リズムがいいのは「Tempo」っていうタイトルのせいか?)
歌の上手い子が3人入っているというのも大きい。
動きをリズムに乗せながら、チェン、ベッキョン、DOが声を出すところはほんと美しい。
どっかでも言ってる人がいたけれど、
今回は、チャニョル、セフンの2人のラップが、そのメロディとうまくつながっていて、
後から二人のために入れましたっていう感じがないのもいい。
そして新曲がでる度に、KAI君から可愛げがなくなっていくのはなぜだろう~??
どんどん男くさくなる。
もう1曲の活動曲。
難しい曲だ。そして踊りにくそう。
EXOがいいのは、踊るために、踊りやすい曲で出てこないところだ。
だから曲だけを聴いててもすごくいい。
中には、曲だけを聴くと「??」という感じで、
踊りと込み出ないとどうにもならないという曲を出すグループもあるけれど。
曲の普通さを、派手なダンスで隠そうということはせずに、
小難しそうな曲を、目にもとまらぬポジション移動で、さらっと踊るところがね、好きです。
昨日、ちょっと新大久保に寄ったら、歩道にたむろする人であふれていて、
何だろうと思ったら、みんなEXOのアルバムに入っているトレカの交換をしていた。
ツイッターで呼びかけるだけじゃ足りなくて、
こうやって売っている店の外で交換をお願いするんだ~とわかって、
新しい文化に感心しました。
カムバのショーケースで披露したローテンポの曲もいい。
こういうのは歌の上手い3人が独壇場だけど、
他のメンバーが流れを壊さない程度にうまいことも重要だ。
そして全員が声を出すときのハーモニーがきれいかどうか。
SJのも好きだけど、EXOは高音と低音の幅が広い分、ハーモニーに深みがある。
シウミンが入隊する前に、もう一度見に行かなくちゃ。