4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

Y's Story in Tokyo Day 2 Final

2日連続のスタンディングは過酷でした。

今日は、ちょっとはイェソンの顔も見たいなとおもって、

無謀にも8cmヒールの靴を持参。

入場前にロッカーのところで履き替えました。

このヒールで長時間歩いたこともないのに、3時間座ることもできずにいるのは、

かなりのチャレンジだったんですけど、

ともかく、会場の中に入ったら動くことも座ることもできないので、

ひたすら忍耐勝負。

 

でも私は頑張りました。

今日は1段高いバーの2列目を陣取れたので、

近くはなかったけれど、イェソン、よく見えました。

昨日は声だけでも聴こえればと思ったけど、やっぱりやせ我慢だったわね。

 

公演スタート時にはすでに靴を履き替えてから1時間が経過していましたが、

ほんとに1曲、1曲に集中して、足を忘れるくらいでした。

(忘れたわけじゃない。だんだん感覚がなくなっていった・・・)

 

昨日は最後列だったので、周囲に少し余裕があったけど、

きょうはもう四方を固められててかがむこともできず。

終わってから低い靴に履き替えられたので、持って行ったのは正解。

 

今日のイェソンは、最初から音響もまあまあで飛ばしていた感じでした。

最後だからかなあ。

ミュージカル、スパショ7と続いた過密スケジュールも最後でしょうし。

ツアーができて、なのか、アルバムが出せてなのか、

その全部なのか、「しあわせ」ということを連発する。

あまり大きな幸せは期待していなくて、しあわせはいつもすぐそばにあるというようなことも。

これまでのさまざまな挫折や後悔が、

兄さんに「大きな期待」を持たせないようになったのかどうかわからないが、

自分に言い聞かせるように、たくさんの人が平日にもかかわらず来てくれることに感謝したいという謙虚なコメントが続く。

 

皆さんに見せたい音楽はこれだけじゃない、たくさんあると言いながらも、

大風呂敷を広げないところが、らしいといえばらしい。

言葉の端々に、慎重というか用心深い性格がうかがえる。

 

韓国のアルバムが延期したことにも触れた。

自分の作る曲は全部できたのだが、人のやることはいろいろ予定通りにいかないこともあると。

イェソンは笑いながら話すが、どうも本人は憤懣やるかたないというか、

あえていうところをみると、あまり納得していないようにも見える。

でも、彼が感じているイライラは、

私たちが日常の生活や仕事でも感じているイライラにも似ていて、

遠い人だけれど、そんなことを近くにいる人に思わず愚痴っているようで、

なんだか笑ってしまう。

 

2005年にデビューしましたが、その時からの僕のファンはいますか?と聞いておいて、

会場からパラパラ手が上がると、ほんとに?デビュー曲のMVにもでてないのに?とからかう。

どこまでも自虐的。

 

僕は結婚なんてほど遠い。彼女もいない。会場から疑いの声が上がるほど、

彼女がいないことを強調する。

34歳の彼がそんなにも言い張ることではないと思うのに。

 

「みなさんの気持ち」に何度も繰り返し言及するのは、

「僕の気持ち」をわかってもらいたいという裏返しじゃないのか。

 

ファンというものはよく、直接話をしたこともないのに、

「私が一番彼のことをわかっている」というが、

今日はなんだか、そんな気がしてきた。

 

歌を歌うことで、イェソンが思い切り自分を表現できるのなら、

まだ見せていない自分がたくさんあるというのなら、また必ずライブに行くから。

スタンディングだけは勘弁してくれるとありがたい。

 

www.youtube.com

 

今日、これよかったねえ。

あと、ラップの時の低音。

別人のようで、ちょっとぞくっとしました。