4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

ジェジュン追加公演 横アリ Day 1

ジェジュンのツアー、横アリの追加公演の1日目のみ行ってきました。

1日見たら最終日も見たかったけれど、

この4時間コースは2日連続は無理。

横浜で、17時30分開演ということもあって、

普通のライブとちがって夜だけということじゃなくて、

もう明るいうちから行動を起こさないとならなくて。

 

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早めに入場するとずらっとフラワースタンドが並んでいた。

いつものようにペンたちが出したものもあったけれど、

それよりも圧巻だったのはテレビ局各局からのお花。

いままでこんなK-POPアイドルいなかったと思う。

日本デビューして1年ちょっと。

名前を売るためにどれだけ頑張ったかが、これでわかる。

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一番端にドリカムからのお花があって、

今日は「未来予想図Ⅱ」が聞けそうかなと思いながら会場へ。

横アリでは珍しくセンター席だったけれど、後方だったのでステージのジェジュンが見えるかな~というくらいの位置。

初日は横アリのいわゆる「スタンド席」には人が入っていなかった。

まばらなスタンド席よりは、センター席、アリーナ席ぎっしりのほうが、

満員感は出るので、その辺は潔いかもしれない。

(テレビ中継のあった2日目はスタンドまでいっぱいだったけれど)

 

一度東京公演を見ているので、なんか安心感もあったけれど、

さすがに横アリの空間の大きさもすごいし、

前にも書いたけれど改修してから音とかいろんな設備が良くなっているので、

迫力が増している。

神戸公演から1日あいたので、ジェジュンの声の調子もすごくよさそうで

姿はあまり見えなくても、音と声とペンの熱狂で、十分なライブ感を味わえたと思う。

 

トークの時間は、ツアーの後半になってさらに長くなっているようで、

最初から4時間やるき満々だった。

スカパーの放送時間も4時間半とってあるということだし、

「僕はこのセットリストを2時間でやれと言われればやれる男なんだけど」と言いながら、

それを4時間にしろと言われても、ちゃんとできるジェジュンだ。

 

この日のトークは、インスタにあげていた「AIBO」の話から始まり、

「ハゲと性欲の関係」に及んだ。

「僕がハゲたら、みんな僕のことを嫌いになる」という話がどんどん膨らんで、

「ハゲても一緒にいてくれるか」ということを会場に聞きだす。

この話は後々までずっと尾を引いていたらしくて、

歌いながら思い出したりしていたらしい。

 

トークは長いけれど面白のだが、

聞いているうちに、綾小路きみまろさんのステージを見ているような気分にもなる。

ペンを褒めたり落としたり、SとMの行ったり来たりする。

 

神戸の追加公演では、ツアーのセトリに2曲加わった。

「トライアングル」OST曲、「シロド」と、NHKの「カバーズ」で歌った「メロディー」。

 

ジェジュン Jaejoong ~싫어도( 嫌でも) ~ トライアングルOST 歌詞付き - YouTube

 

【 ジェジュン - メロディー Melody 】 ジェジュン/Jaejoong/김재중 - YouTube

 

「メロディー」の歌い上げるところはすごい声量だった。

テレビと全然違うし、ただ口をあけてぽわっとみている感じで。

玉置浩二さんか、財津さんか、誰でもいいけど、こういうジェジュンの声と歌のうまさが良くわかるような曲を1曲、ジェジュンに書いてくれませんかね、と思う。

もちろん、ファンは、ジェジュンジュンスが、ほかの人が歌えば何でもない歌を、まったく違うすごい曲にしてしまうのを知っているけれど、

オリジナルがあったらねえ、と思ってしまうのです。

B'zがリダに「HEAT」を書いてくれたことほど、奇跡でもないと思うんだけど。

 

トークをはさみながら、ライブは進行していく。

序盤の「Just Another Love」とか中盤の「Lotten Love」とか、

ロック時代のアルバムの中の私の好きな曲も入っているし、

新しいアルバムの曲も織り交ぜながら、セトリは本当にバラエティに富んでいる。

トークがあるから4時間飽きないということではなく、やっぱり音楽の幅が広いから飽きないのだと思う。

2時間でやろうと思えばできるとは言っても、あの歌い方で2時間ぶっ通しはかなりきついだろうし、もちろんトークの間もジェジュンは一人でずっとしゃべり続けているんだけど、ちょうどよい休息にもなっているのかもしれない。

ジェジュンが別の世界に移るときにトークが入ることで、私たちの頭もリセットされている。

 

4時間じっと聞いているだけじゃなく、「Good Morning Night」でのタオル回し、「DADADANCIN'」でのダンス、「守ってあげる」の歌など、お決まりの観客参加型の曲もあって、

ぼーっと生きていると叱られるような雰囲気もある。

今あ、日、スカパーを見てた人は、今度はぜひあの中に行ってみたいと思うんじゃないだろうか。1度行ったら、また行こうと思ってしまうジェジュン沼は深いのに。

 

「化粧」は何度も聞いたけれど、毎回ライブではちょっとずつ何かが違う。

前奏のキーボードも、毎回ちょっとずつ違うらしい。

1日目は、歌いだしの直前に、ジェジュンが深くため息をつくのがマイクに入って、そこで息をのんだ。本当に男ににげられた女みたいだった。

ハゲて逃げていくファンのことを思ったのかもしれない。

 

そういえば、ちょっと予想してたけれど、9月にカバ―アルバムを出すことになったそうだ。

申し訳ないけれど、オリジナルアルバムより売れるかもしれない。

オリジナルアルバムはオリコンチャート1位になったけれど、チャートには3週間くらいしかいなかったそうで、確かにファンが特典目あてに一度に買えばそういうことになるだろう。

日本に来て、日本人ならよく知っているいろんな曲を歌って、50代になっても歌っているロックスターや歌手たちを見て、ここは年をとっても長く活動できる市場だとわかって、

「日本で売る」ということの本質をようやく実感したのではないか。

将来の不安から、不動産を買ったり事業をしたりしないでも、歌だけで生きている人がいっぱいいる世界だっていうこと。

 

「守ってあげる」の途中では、恒例のミュージカルバージョンが始まり、

それも一段とグレードアップして、1話と2話の構成になっていた。

毎回違うことをやるので、ペンはみなあれがアドリブなのだということを知っているが、

始めてみた人は、何だろうと思うかもしれない。

多少、茶番っぽいところはあるが、ジェジュンだけでなくバンドの演奏もアドリブなので、私たちは一流ミュージシャンの本気の楽屋遊びを目の前で見ているようなものなのだ。

ジェジュンの声に隠れているけれど、バンドメンバー紹介のソロのところで、一緒に行った友人が、「バンド、うまい!」と絶賛してた。

何がどううまいのかはうまく表現できないけれど、なんのごまかしもなくすごくうまいのと、ごまかすこともできないほどすごく下手なのはわかりやすいから。

 

アンコールの1曲目は「未来予想図Ⅱ」だった。

イントロが流れた瞬間に、歓声が沸き上がる。

誰でも知っているけれど、誰もがドリカムの曲を歌うのは難しいと知っている。

でもジェジュンは簡単そうに歌う。

多くの人が、カバーアルバムを出すなら、と望んだ曲でもあるだろう。

 

「ハゲたらどうする」という話は、テレビカメラのないところでの話だと思っていた。

そうしたら今日の生中継でも、またその話を持ち出したらしい。

よほどペンの反応が面白かったのか(実際ハゲたジェジュンの画像を上げた人もいて、それをまたステージで披露したりして)、本気で心配しているのか。

 

私はどうするかなと思ったけど、ジェジュンの頭が波平さんみたいになるころには、

ジェジュンの想定では30年後)

もう私はいないんじゃないか~?と思って、

やっぱり先を考えずに、今好きなことをやるぞと思った。

 

いろんなことのために思うように活動できなくて、日本でもなんとか稼がないとって、いろいろ先が見えない中で、時々東京ドームでライブをやってた時代のジェジュンより、

今、未来の自分のハゲを心配しているジェジュンのほうがいいと思うし。