キム・ヒョンジュンについて、書かなければ。
なんとなく「花より男子」の韓国版をみて、ユン・ジフにはまったのが最初です。
日本版の「花より男子」は見たこともないのに。
知ってはいましたが、高校生の話だと思って、見ることもなくて。
SS501というのも、名前ぐらいしか知りませんでした。
東方神起のほうが知ってたかな。
2009年の初夏ですね。
あちこち検索しまくり、SS501のリーダーのキム・ヒョンジュンっていうのにゆきついて、
それからは日々彼のことを追い掛け回していました。
でも夏の武道館のチケットには間に合わなかった・・・。
それが2009年の心残りです。
「え? 武道館でコンサートできるほどなんだ~」って思ったときには、
夏休みの「花より男子」の集中放送が始まっていました。
それからは、SS501を見るためにひたすらお金をつぎ込む日々。
最近のオークションの落札履歴をみても、
AMAZONの購入履歴を見ても「SS501」ばっかりですもん。
オークションでつい、ポチっとしてしまった後に、
同じものが韓国版と日本版があり、すごく韓国版が安かったりすることがわかったり、
韓国版を買ってみたら、歌詞とかさっぱりワケがわからなくて日本版を買いなおしたり。
とうてい賢いとはいえない選択が続きました。
「ワタシって、バカ!」
と思いつつ、でも誰にも言わなければバカといわれずにすむかもと思ったりもして。
なにしろ、韓国版を見たあと、原作漫画37巻を読み、日本版ドラマ「花より男子」を視聴し、
映画「花より男子リターンズ」まで見てしまいましたし。
それもこれもキム・ヒョンジュンが演じた「ユン・ジフ=花沢類」を知りたいがために。
(あ、台湾版は見てない。たぶんこれからも見ない。なんでだろう?)
でもいったい、こんなに人を夢中にさせるキム・ヒョンジュン(金賢重)ってなに?
よく宇宙人とか四次元とか天然とか表現される彼ですが、
(「花より男子」でもウビンからそういわれてました)
直接会ったことも話したこともないので、作られた映像からしか彼を判断できません。
彼はカメラを向けられているとき、自分を演出しているのか、素なのか、
それも判断できません。
多くのファンは「素」の彼は明らかに天然、といっていますが、証拠がありません。
バラエティにでたりインタビューに答えたりする彼を見ているだけで、
「もしかして・・・天然?」と思うだけです。
あるとき、「体調が悪くても大丈夫です。仕事なので」
という発言を見たときに、彼のプロ根性を見ました。
あるときは、自分の将来とか人生設計の事を話している内容が、
(面白おかしく話してはいるけど)
賢くないわけじゃないんだ、と思わせてくれることもあります。
もしかして、ものすごく賢く計算してるかもしれません。
アイドルとしての自分がどう見られているかということを。
アイドルを仕事とするということがどういうことか、
彼にはよくわかってるように思うことが、時々あります。
でも、そう考え始めると、彼を見ていることが楽しくなくなってしまう。
彼がめいっぱいアイドルであることを表に出すなら、
そんなことどうでもいい。
モニタの向こうにいる彼を、彼とともに一緒に楽しむのが、
ファンってものだと思うのです。
ね もりぬん のむな なっぱそ
の はなばっけ なん もるご
僕の 頭が 悪くて
君の ことしか わからないよ
「花男」で、後半にク・ジュンピョとクム・ジャンディを巡った三角関係が本格化すると、
形勢不利なユン・ジフがアップになるたびに、
この曲がかかります。
もの静かで、音楽の才能があり、いずれは財団を引き継ぐことになる元大統領の孫、
ユン・ジフが頭の悪い御曹司として描かれているはずはないんですが、
好きだけどそのことを素直に伝えられない彼女の前で、
必死で理性で抑えようとする状況に、この曲はとても染み入ります。
リダとジョンミンが別活動中、
キュジョン、ヒョンジュン(マンネ)、ヨンセンの3人の編成で歌った
キュジョンのやわらかいソロから始まります。
この曲、キュジョンのやわらかいナイーブなイメージにすごく合ってると思う。
そしてMVは「花より男子」のユン・ジフMVと一緒に見るのが、やっぱり一番です。