4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

一日中、頭をぐるぐる回るラララララ

好きでよく聴く歌とは別に、どうしても耳に残ってしまう曲っていうのがある。

「君を歌う歌」はまさにそんな曲。

これたぶん、リピートで1日中聴いてても大丈夫だろうと思う。

明るくてノリがよくて、自分でも気づかないうちに「ラララララ」と声に出てしまう。

歌のかわいさとは違って、ダンスはけっこうハード。

ソロパートがどんどん入れ替わるので、5人の立ち位置もどんどん変わるし、

5人の表情は目いっぱい明るく、時に子どもっぽさも残してるし、

衣装も少年らしいけど、「Snow Price」のときの少年らしさと異なる大人の表情を時々垣間見せる。

「君を歌う歌」。

ノル プルヌン ノレ

英語タイトルは「A Song Calling for You」だから、「歌う」じゃなくて「呼ぶ」なんでしょうけど、

日本語タイトルは「君を歌う歌」になってます。

ライブコンサートでもよく歌われる曲ですが、ノリもいいし、会場を盛り上げるにはぴったりです。

「Snow Prince」だとちょっと子どもっぽくて、今の年齢には合わなくなってるところもあるけど、

こっちはやるたびにダンスにもどんどん余裕がでて、聴くたびに良くなる感じがします。

彼ら自身も大人になって、ちょっとは恋愛を楽しめてるのかな?って感じもしてくる。

歌詞では離れていきそうな彼女を

さよならなんていわないで

と追いかけるんだけど、それをうれしそうに歌ってるっていうのが、

ちょっと恋愛ゲームを楽しんでる風にも聴こえます。

韓国でのTriple SとのファンイベントのDVD(SS501 YR MAN Special DVD)のDisk 2、

Special Makingに、この「君を歌う歌」のMVメイキングフィルムが入っているのですが、

その中で、キュジョンが「Deja Vu」のMVがうまくいったので、今回も監督に任せてますと言っています。

どうやったら自分たちが一番よく見えるかを、少し他人に任せる余裕がでてきたかなとも思える発言。

演出されることの楽しさを知ったのかなと思いました。

自分たちのやることについては、かなり意見を出し合うというSS501

他のアイドルたちに比べて、ほんとアルバムを出すにも時間がかかってますね~。

(早く2集が聴きたいよ)

このMVでは5人そろって歌うシーンのほかに、5人5色の「ちょっと女の子好きな遊び人」の演出を楽しんでいます。

「君を歌う歌」MV

リダ・ヒョンジュンはちょっと女好きのバーテンダー

ジョンミンは真っ白な部屋で自分の存在に気づかない彼女を必死で振り向かせようとする。

キュジョンはちょっと下心のあるボディガード。

ヨンセンは年上の家庭教師の気を引こうとするお金持ちのお坊ちゃま。

マンネ・ヒョンジュンはかっこいい車で道行く女の子に次々声をかけるナンパ師。

それぞれの「策を練ったはず」の行動がうまく行かなくて、結局振られてしまいます。

だからのこの曲の歌詞、

冷たく 容赦なく 僕の元を去っていくんだね

が、まったく切なくなく、コミカルに聴こえてきます。

逃がした魚は大きかったな~っていうか。

でも、もともと本気ていうより、ちょっとした遊びのつもりだったよね。

でもまた懲りずに、次の獲物を狙うんでしょう。

そんな雰囲気がMVにもいっぱい出てます。

出だしのヒョンジュンのソロでは、

「ちょっと他の子によそ見したりする僕」

とはっきり言っちゃってますし。

あとから本気だったのに~といっても、全然真剣味がない。

「ラララララ」のところのメロディと

腕をぐるぐる回す振りつけが、とっても大衆ウケするっていうか、かわいい。

中盤のマンネ・ヒョンジュンのラップもとってもかっこつけてていいです。

ワタシはプロモーションビデオ(PV)もいいけど、

歌謡番組に出た時の、

ライブ・パフォーマンス

が好きです。

細身だと思ってた彼ら。ダンスのレッスンのせいか、かなりたくましい足なの。

いや、でもほんと、振り付けがかわいくって。