4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

ドラマ「エアシティ」OSTより

東方神起SS501を比べる気は毛頭ない。

SS501のデビュー当時は東方神起そっくりといわれたらしいけど、

彼らの魅力は全然別のところにあると思うから。

ただし、大人の曲を歌わせたら、今は東方神起に軍配が上がると思う。

SS501のハーモニーが持ってる独特の甘さは彼らにはないが、

そのかわりきゅっと胸をしめつけるようなせつなさは格別。

特にジュンスのハスキーな声にそう感じるのかも。

「Day Moon ~ハルダル~」

韓国ドラマ「エア・シティ」のOSTに使われたこの曲は、

東方神起の曲の中でもメロディの大人っぽさでは一番と思う。

30代の男女の恋愛と空港という出会いと別れがある場所を舞台にしたものだったし、

結局主人公の2人はハッピーエンドにはならないという韓国ドラマにしては珍しい結末だったので、

よけいに東方神起のしぼりだすようなハーモニーが合うのかもしれない。

aircity

韓国の映画やドラマのOSTにはけっこうな有名歌手が曲を入れることが多いが、

その曲はたいてアルバムには収録されないので、

聞きたければOSTを手に入れるしかない。

私もこの曲は「エア・シティ」のOSTで聴いた。

ドラマのいい場面で使われるので耳に残るし、曲を聴くとドラマの場面を思い出す。

日本では「Forever Love」と「エアシティ」のOST日本版に日本語バージョンが収録されていて、

こういう歌詞だったのかあ、と改めて思う。

「Day Moon」って、昼間に見える月のことでしょ。

そこにあるんだけど、よく見えない。見えるけれど、夜の月のように光ってない。

たいてい「まぼろし」みたいな扱いを受ける表現ですね。

「Day Moon」日本語バージョン

「エア・シティ」はトップスターがでて仁川空港を舞台にした大型ドラマとの前評判だったけど、

意外に視聴率はよくなかった。

私はけっこう面白いと思ったので、韓国放送時もネットで見てたし、日本での放送も見たし。

東方神起はこのドラマに2曲提供している。

もう1曲、

「All in Vain」

は、ユチョンがリードボーカルをとっていて、リズムがちょっと異国風。

中盤のラップとユチョンの英語が耳に残る。

ドラマでは男性主人公のテーマ曲っぽくなっていて、

組織の命令に従わなければいけない彼の運命と重なって、

彼が任務と愛情の間で葛藤するシーンで使われている。

ユチョンのちょっと巻き舌っぽいねばっこい歌い方がいいんです。

「エアシティ」のOSTではもう一つ特筆すべきことがある。

韓国版では天上智喜が歌う「Just For One Day」をSuper Juniorのギュヒョンがフューチャーしているが、

日本版ではこの曲の日本語バージョンをジェジュンがフューチャーしている。

どっちもとても捨てがたい。

なんか「売らんかな作戦」にはまってるような気がするけど。