4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

言葉にできない「らいおんハート」

先週の金曜の夜の「僕らの音楽」を見たうちの叔母(70歳)は、

東方神起ジェジュンをみて一目ぼれした、らしい。

「歌も上手いし、みんなとってもきれいだし、特に真ん中の子(たぶんジェジュン)がいいわ」とのたもうた。

何歳だろうと、わかるのだ。彼らの良さは。

その日の放送では日本の曲を3曲歌ったせいもあるだろう。

韓国語での曲を聴いたら、叔母はどういうかわからないけど、

とにかく彼らのCDを聴きたいらしいので、今度貸す約束をした。

「らいおんハート」は本当に誰が歌ってもよく聞こえるいい曲だ。

でも上手い歌手が歌うと、なおいっそうよく聞こえる。

「らいおんハート」by 東方神起

韓国の歌謡番組は(こういっちゃなんだが)ファンの声援がすごくて、

とても「歌をじっくり聴く」という雰囲気ではない。

日本も歌番組が全盛のころはそうだった気もするが、

「Music Fair」とかいくつかの番組は今でもかわらずじっくり歌を聴かせる番組だ。

素敵なセットと生演奏で、歌手の持ち味と曲の良さをよく見せる。

録画してもミュージックビデオのように保存版としてふさわしい。

ファンの声援に囲まれるのも歌手としての醍醐味かもしれないけど、

こういう番組も出る価値があるだろう。

歌うほうも、こういうバラードは見つめながら聴いてほしい、はず。

bokuon

「らいおんハート」は2000年の曲だったんですね。

ということは、SMAP東方神起のみんなよりちょっと上くらいの年齢だったんだ。

であったり別れたりをくりかえした20代前半を終わって、

一般的に適齢期というか、結婚するような相手に出会うくらいの年齢といえる。

コモリタミノル」作曲。

J-POPっぽいなと思うと、この名前が出てくるような気がする。

SS501の「浅い夢の果て」「ホント好きだった」もこの人ですね。

作詞、野島伸司。なるほど。

この日はもう1曲、これも圧巻だった。

「言葉にできない」 by 東方神起

あまりにシンプルな日本語で、すごく「行間を聴かせる」ような詩なので、

この小田和正の世界は、小田和正にしか表現できないし、

日本人にしかわからないと思っていた世界だけど、

すっかり東方神起の世界になっていた。

彼らにもっともっと、いろんな歌を歌ってほしい。