韓流ファンもK-POPファンも同じだけど、
「待つ」ことには慣れないと、なかなか続かない。
まあ、一番辛抱強いのはなかなか次回作を見せない「ヨン様ファン」だろうけど、
韓国の皆さんは気長な日本人よりせっかちといわれてるのに、待たせるのはけっこう平気みたい。
日本人があまりにたくさんの情報やモノに追い立てられすぎて、
ときどきアチラのやり方がまっとうなんじゃないかと思えるくらい。
日本のアイドルやスターたちは忘れられてしまわないように、
次から次へと攻勢をかけるから、
はじめは平気で新作のリリース時を変更したり延期したりするほうの気がしれないと思ったけど、
最近ほんとに、慣れてきた。
なにがどう延期されようとも、「ああ、またか」って言う感じで。
日本と韓国では音楽市場の規模が違うし、
アチラの感覚と同じように日本では売れないだろうし、
(まず、初版何枚という枚数のケタが違うような気がする)
「売れた!」っていう量の感覚もちょっと違うみたい。
人口の違いや首都への集中度合いを見れば明らかだし、
東京というところはまた、世界中の面白いものが集まっているところなので、
そこでの勝負は単なる日韓の比較にとどまらないから、難しいんでしょうね。
でもって、男性アイドルには高~い壁となる“あの”事務所もあるし。
「Deja Vu」以来、1年以上ぶりに「Love Like This」をひっさげて韓国市場にカムバックしたSS501。
韓国のファンも「待たされた」のでしょうね。
日本での活動の間、かなりファンクラブの会員数が減ったという話も聞きますが、
根強いファンは辛抱強く残っていてくれたろうし、これで新しくファンになってくれた人もいたでしょう。
この曲も1位で、カムバックしたそうですし。
それでも10月から12月で、この曲での活動をすっぱりやめて、
残りのアジアツアーをやったり、休みにはいって、また5月にアルバムを出すといったり、
相変わらず方向性がよく「わけわかんない」グループではあります。
この日本のファンをどうするつもりなんだろう?
まさかこのまま「ナマ殺し」状態にするつもりは・・・・ないことを祈ります。
たまにやってきて、高いチケット代を請求すんのは、やめてほしい。
払うものは払うから、もっと来て、とだけ言いたい。
さて、
曲はいいと思ったんだけど、赤でそろえたMVはじめ、どうにも衣装には我慢がならなくて、
なかなか動画を正視できなかったんですが。
頭が小さくて手足の長い彼らだからここまで「着られて」るんでしょう。
白のタトゥー模様の服はリダが広告やってる「MVIO」の協賛らしいですが、
フツーに売ってるんですかね。これ。ショー仕様かな?
止まってる写真より、まだ踊ってる動画のほうがいいですね。
そもそも舞台衣装は「近くで見るもんじゃなく、遠目のバランスが大事」ということもありますが。
でもこんなにたくさん衣装持ってたんだ~!
そういえば、メンバー13人のSuper Juniorのだれかが、
「週末の歌謡番組用の衣装がずらっと並んでいるのを見たときはびっくりした」、
というコメントをしたのを見たことがありますが、
(週末3つの放送局でそれぞれ歌謡番組があり、たいてい2曲歌うので、6パターンの衣装×13人分が必要、だそう)
SS501のスタイリストさんたちも、これみんな2ヶ月ほどの活動のために用意されたんですから、
それを思うとご苦労がしのばれて、簡単に批判できないなあと思ったりします。
Mpickで、マンネが「はじめて『衣装』をつくってもらったんです」と言ってたころが、ほほえましく思い出されるわ。
2008年4月の「Deja Vu」から1年半以上。
あれからまた、大人にもなったし、上手くもなったし、洗練もされたSS501。
最近は東方神起のファンも「待たされてる」から、彼らのファンのいまのつらさを思えば、
SSファンの待たされ具合は、まだマシ、っていうところかな。
歌では、
Love 내게 와 넌 Like This So Love
Love ぼくのもとへ 君は Like This So Love
と、言ってる。
お言葉に甘えて、行ってもいいですか?