今日は午後5時半の青山のアポイントを最後に会社には戻らず、そのまま直帰することにした。
一緒にいた同僚に「どちらに帰るんでしたっけ?」と聞いたら、
「たまプラーザ」と答えた。
「ああ、『金妻』の町ね」
・・・・年代のわかる会話。
John-Hoonがこの歌を歌ったのを見た時はびっくりした。
誰がこれを彼に歌わせたのか。
そして彼は、この歌の背景を知っているのか。
(ちゃんとわかってるんだろうな。John-Hoonのことだから)
「恋におちて」 by John-Hoon 2008年のDinner Showより
観客にウケる曲だと思われての選曲だろうと、わかる。
John-Hoonはこのほかにも日本の女性アーティストの曲をいろいろ歌ってるし。
持ち歌だけだって、十分にコンサートが開けると思うけど、
明らかに観客の年齢層を意識してるし、
日本語の曲じゃなくて、日本の曲を歌うことでサービス精神を十分に発揮してるし。
古い歌ですね。
「ダイヤル まわして 手をとめた」・・・なんて意味わからなかったりして。
次にコンサートがあったら絶対に行こう、と思っていたのに、
あっという間に兵役に行ってしまって。
「恋におちて」は明らかに“不倫”の歌だ。
どうやって意味を誤解してもわかる。
韓国では最近まで姦通罪があったほど、そういう道徳に外れたことにはうるさい。
今では多少ドラマでも取り上げられるように放ったけれど、
日本ほどあけっぴろげではない。
おそらく韓国語でこれを歌ったら、放送コードとやらにひっかかるんじゃないかと。
そうでもないか。
でも『呪文-Mirotic-』よりもある意味、意味深だけど。
John-Hoonのことだから、おそらく日本語の意味を十分に理解して歌っていると思う。
英語や韓国語では「私」も「ぼく」も同じ言葉だから男女どちらがうたってもいい曲はあるけど、
日本語では「男うた」と「女うた」は「わたし」とか「ぼく」の使い分けではっきりわかる。
「恋におちて」はあきらかに「女うた」で不倫関係におちいってる女の心情をうたっているから、
男におきかえて歌うことはできない。
それでも違和感ないっていうJohn-Hoonって、いったい??
「IQ146」とは関係ない世界だと思うけど。
退役したらぜひ、日本の女性アーティストのカバーばかりで、アルバムを出してほしいなあ。