4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

負けないで

人間の煩悩っちゅうのは108つだそうですが、

「会いたい」っていう煩悩は一番大きいんじゃないかと。

ちなみに煩悩とは、「身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き」だそうです。

知恵とか仁義とか人情とか品行方正とか、そういうのを一切忘れて、

今日本能のおもむくままに「さいたまスーパーアリーナ」に足を運びました。

韓流ファンをばかにしてるとか、こういうやり方はないよねとか批判しながら、

心は抗えなかったわけです。

コンサートの内容はあちこちのブログで細かく紹介されるでしょうから、それはおいといて。

この時期にいったいどういう構成のものを日本にもってくるのかな~、と思っていました。

普通に考えればアルバムを出す(といっていた)5月1日が目前なわけだから、

そのPRを兼ねてということなんでしょうけど、

まだ韓国でも一言も「出るよ」とは言ってないし。

案の定というか、リダの口からは「遅れてます」が何回も。

それこそSS501らしいと、ファンは妙に納得してましたけど。

アジアツアーとはまったくべつものの、今日向けのプログラムが用意されてました。

コンサートというよりはファンミと言った感じで、

トークタイムもあり(歌わない時間がけっこう多かったっていうこと)、

このところ5人では活動してないということがよくわかる楽めな構成でした。

K-POPファンはちょっとびっくりしたんじゃないですかね。

俳優ファンはこういうファンミには慣れてますけど。

彼らの韓国でのバラエティ、けっこう面白いので、その辺はかえって新鮮だったと思います。

歌と踊りでは、途中5人それぞれのソロのコーナーがあり、

キュジョンとリダまでは、「Solo Collection」のを順番にやるのかなと思ったんですが、

ジョンミンが日本のアルバムから「浅い夢の果て」を歌い上げたところで、

私的にはけっこう盛り上がったんです(あのアルバムの曲をナマで聴けると思ってなかったので)。

マンネがツアーのセクシー路線じゃなくて、けっこうかわいい路線だったことで、

あ~ん、残念と思ったんですけど・・・・。

予想に反して一番盛り上がったのは、

リダがぱっと胸をはだけたところじゃなくて、

ヨンセン「負けないで」でした・・・・。ZARDを歌うとは意外でしたが・・・。

その前のトークでも盛んに「日本語ができない」と言っていたので、

まさか日本語の歌を歌うとは思ってなかったんで・・・。

会場と一緒に大合唱でした。

ZARDじゃなくて岡本真夜だったらもっとウケた、というところまでは読めなかったんでしょうね)

「Snow Prince」とか日本語でだしてる「Be A Star」とか若い時の曲も歌ったんですが、

もう今の彼らには似合わなくなってるというか。

大人になったんだな~、SS501と思いました。

なんか歌ってるほうも恥ずかしそうだったし。

曲目もすくなかったので、人気のある曲と「花男OST」の曲と、日本語で出している曲を数曲いれた「さいたまアリーナ仕様」のコンサートでした。

ただやはり、観客の集め方には皆さんいろいろ言っていましたね。

アリーナ席がほぼカード会員。

2回席は同伴者ということでしたが、アリーナでも空席が目立ち、

大きなさいたまスーパーアリーナで2階の半分しか入れませんでしたから。

アリーナの真ん中を半分に区切るほどの長い花道だったので、

2階席でもけっこう近かったです。

おまけに私の席の前2列が「いなかった」ので。

一度でいいからバラードの時だけでも椅子に座ってじーっと眺めたい、と言う願いが、

思いのほか早くかなってしまいました。

願いはかなわないからつのるのであって、

簡単にかなってしまうと、だんだん深くなってしまう。どうしよう。

どんなにはなれてても 

こころはそばにいるわ

かんじてね みつめるひとみ

次の夢は「また来てね」ということだけ。

<追記 2010.4.26>

「負けないで」 by Young Saeng ・・・ぜったいにこういうの、映してる人がいるんですよね。