今日はMVの撮影の日だって行ってたけど、
東京は雨。
ソウルも雨だったようですね。
なんでいつも雨なんだろう?
東京人は雨は嫌いだ。
雨の季節はいつもじめじめと湿気が高く、うっとうしいせいもある。
コンクリートばかりで水はけが悪く、ちょっとしたくぼみにはすぐに水がたまる。
雨が降るといかに東京という街がでこぼこだか、よくわかる。
最近はファッションでレインブーツも流行っているけど、
もともとは東京人はあまり「長靴」をはかない。
長い地下通路やしゃれたビルの中を歩くには、長靴はあまりにふつりあいだからだろうか。
最近、天気がよくてもレインブーツの若い子をみるけど、
あのゴムの音と、どたどたした歩き方は、いかにも子どもっぽく見える。
韓国では雨はそんなに嫌われてはいないらしい。
「Rain」という名の人もいるくらいだから。
歌詞にもよく出るし、映画やドラマの場面でもいいところで必ず雨が降る。
雨の日はよくものおもいに沈むというけれど、
たくさんのセリフの代わりに、雨が心のうちを代弁してくれてるかのように、
雨のシーンは効果的に使われる。
このジフ先輩のシーンだって、
何もセリフがなくても、とてもいい。
ふだんはとことん気持ちを言葉にする雄弁な韓国のドラマだけど。
ジフが涙を押し殺しても、雨だけは強く激しく降るんですよね。
日本の雨の歌で、真っ先に思い出したのがこれ。
雨音からはじまるこのPVも、それだけでなんだか泣けてくる。
あんなに好きな人に出会う夏は 二度とない
6月いっぱい、アルバムで活動ですって?
それってまるまる「梅雨どき」ですね。
TSUNAMIのようなわびしさに I Know おびえてる