4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

泣くなって・・・。

なんか最近、男の子が泣くのをよく見る。

「男は泣くんじゃない」って日本の男の子はしつけられると思うけど、

韓国ではどうなのかな。

感情をあらわにするお国柄ではあるし、ドラマでは男もよく泣くけど、

実際はどうなんだろう。

まあそれは、いじめられてひぃひぃ泣くんじゃない、

悔しかったら泣いてないで、もっとがんばれって言うレベルのことだと思うけど、

少々つらいことがあったって、男は泣いたりしないというのが、

日本の武士道でしょ。

だからマンネがことあるごとに泣きじゃくるのは、

こどものころ、よく弟をいじめると泣くのがおもしろかったことを思い出す。

また、弟っていうのがよく泣くんだ、これが。

でもお兄ちゃんはなかないよね。

でもま、誰にでも泣きたくなるときもあるよね。

感極まってっていうか、堪えきれずに。

一度誰かの前で泣いてしまうと、二度目は簡単に泣いてしまうように思う。

ああ、この人の前ではふっと力をぬいてしまってもいいんだなっていうか。

もうどうとりつくろってもしょうがないかなっていうか。

だからファンの前で一度泣いちゃうと、

またその時のことがよみがえってきたりするだろうし、

きっとまた「泣いちゃってもいいか」って思えちゃうのかもしれない。

ファンを、一番心が許せるチングだとか、気持ちが安らぐ恋人だとか、

一番自分をわかってくれる人だとかって思ってくれるのはいいけど、

お願いだから「オンマ」と同じとは思わないでね。

かなわぬ愛をささげるこっちが切なくなるから。

ファンを前にしてメンバーみんなが泣いてしまったということの意味は、

どこにもまだ出てこないけど、

ひとつだけわかんないことがあるんです。

もしずっとこのままいるつもりなら、

それをいまだに言わないままでいるのも変だなあということ。

で、なんかあるに違いない、と思ってしまうということ。

「50年先も・・・」っていうことが、

その答えなのか、あまりにも遠まわしでよくわかんないよ。

何かが起きた後で、「やっぱりそうじゃないかなと思ってたんだよね」っていうのは、

あとだしっぽくてイヤだから、

その予感があたってもはずれても、どっちでもいいやって言う気持ちで言うと、

なにかありそうな気がする。

で、あまりにリダの去就が話題にもなっているし、気になっているけど、

実は全然違うことじゃないかなっていう気もしてきた。

でなきゃ涙の意味がわかんない。

大勢の前で泣いてしまうほど、彼らをおいつめていることって、何だ?

「僕たちを信じて」

というからこそ泣くほどの意味を知りたくなる。

ジェジュンジュンスやユチョンの涙は、やっぱり胸をしめつける。

それはその向こうにいるユノやチャンミンの涙をも、ものすごく想像させるからだ。

なんでこの5人が泣かないといけないのだろうと思うと、

とってもやるせなくなるし、それが度をこえて怒りになるのもしょうがない気もする。

ジョンミンが一番泣いてた、という記事を見た時、

ああ、ジョンミンは「本当は歌手になる気はなかった」って言ってたことを思い出した。

そうしたらリダが「ダンスじゃなくてロックバンドをやりたかった」ことも、

ヨンセンが「もっといろんな歌を歌ってみたい」と言ったことも、

マンネが「ソロをやりたい」と言ってたことも、

キュジョンだけが「夢がかなって今が一番しあわせ」と言ってたことも、

いろいろ思い出した。

夢中で走る時間は過ぎたのかもしれない。

このまま行くにしても、行かないにしても、

どうしたら誰もが無理や我慢をしないでやっていけるのかを、

きっと考えるころだよね。

でも、泣かないで。

男の子でしょ。

「弱虫」 たくさんのえんどう豆と。