何十巻もある「サザエさん」の中で、
ひとつだけよく覚えている4コママンガがある。
「女の一生」というタイトルがついている4コマで、
1つ目のコマには、幼い女の子がお母さんと一緒に七五三に晴れ着を着るのを楽しみに「待ってる」絵。
2つ目は、花嫁衣裳を前にうきうきと結婚式を「待つ」若い女。
3つ目は、なかなか帰ってこないダンナをイライラしながら「待つ」中年の主婦。
そしてオチのコマには、老婆の絵があって、「しかし、(あの世へいくのを)待たれる身になったらおしまい」とあった。
もちろん、昨今女はおとなしく待ってるだけじゃない。
こっちへ来ないなら、飛行機に乗ってどこへでも行く。
いまどきおとなしく信じて待ってるだけの女は、SS501ペンくらいか。
アルバムを待って待って、
今また、彼らの出す結論がどうなるか、固唾を呑んで見守るしかないけど、
それがどういうものであれ、
周囲に流されたものとか、どうしようもない事情にとらわれたものじゃなくて、
彼ら5人ががんばって出した結論なら、
しっかり受け止めなくちゃいけないんだろうな~と思いつつ、けっこう心境は複雑だ。
入学試験の結果待ちよりも、
告白の返事待ちよりも、
ようやく仕上げた企画書の反応待ちよりも、
どきどきするのはなぜだろう。
君たちのおかげで「待つ」ことには慣れてきたんだ。
だからこれからも待っててあげるからさ。
「もう待たなくていい」とだけは言わないで。
待つものがなくなったら、女の一生、終わりになっちゃうでしょ?
「Let Me Be The One」のMVを出すって? これは?
この映像、お宝になっちゃうのかなあ。
これ、5人のそれぞれの甘い声がすごくいい感じで生きてる曲と思うので、大好きなんだけどなあ。