昨日、関東も梅雨明けが宣言されて、
今日はまさに夏空という天気だった。
7月の後半の暑さは1年で一番夏らしい。
J-POPとK-POPの違いを一番感じるのは、夏の歌だ。
日本ほど韓国では海のレジャーは盛んではないのか、
(緯度がかなり北だから?)
「夏の歌」に関しては、日本の勝ちっていう感じだろう。
恋愛のシチュエーションとして夏に海は欠かせないし、
サザンはじめ、いくつもの「夏」や「海」の歌が日本にはある。
太平洋に面しているという立地(?)条件も大きく影響してると思うけど、
日本では夏の恋愛は、「熱く」「はかなく」「せつない」記憶として、
数々の名曲になっている。
リダも「海は嫌い」というくらいだし、
USAのDVDをみてもあまりメンバーが海に親しんでいる風がない。
ヨンセン君は日に焼けることをとても嫌がっているし、
海に行った記憶はないとみんなが言ってるし、
海に来た!っていう喜び方がなんか違うような気がする。
日本市場では、夏には海の歌は欠かすことができない。
なので、SS501も日本で活動中は夏っぽい海の曲を出しているけど・・・・。
これなんか彼らの歌いたい曲とかどうかより、
あきらかに日本向けっていうか。
踊ってるのをみてもなんだか全然夏らしくない感じがする。
そもそも夏は、若いころの恋愛にとっては、大事な季節なのだ。
着るものはだんだん薄く少なくなり、
日差しのせいで、互いの存在がまぶしく見えるし、
海やプールではほぼ半裸の状態で密着することを暗黙のうちに了解させる。
冬に寒さのあまりくっついてしまうっていうよりは、数倍簡単にことが運ぶ季節なのだ。
(簡単なだけけに、季節の終わりと同時に、我にかえるというか)
なのに彼らのダンスから、そういう下心いっぱいの嬉しさが感じられないのは、
彼ら自身がそういう夏の過ごし方をしてないからだろうな~、なんて思えてしまう。
活動がストップしてるこの夏。
いずれ契約問題が片付いて、また遊ぶこともままならない日々をすごすようになるなら、
今年はせめて「リアルな夏」でもすごせるように、願うよ。
「めくるめく季節」っていうのは、夏だけに似あう表現だからね。