4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

踊らないSJ

踊らないSJを見てきた。

KRY2

Super Junior K.R.Y. Concert in 東京国際フォーラム

席は2階でしたが、センターポジションのキュヒョンの正面でした。

1曲くらい踊るかなあ、と思っていたんです。

でも1曲も踊らなかった。

2時間、歌で魅せました。

ステージもバックバンドを従えて、とてもシンプルなつくりで、

K.R.Y.の3人の衣装もとても色合いがすっきりしていて、

(最初はグレー系、次にネイビー系、最後にモノトーン)

じっと歌だけを聞かせた時間。

ソロ曲も韓国語と日本語と2曲ずつ聴かせてくれた。

最初から音声の調子が悪くて、

イェソンのマイクが最後まで調子悪くて、

それがとても残念で、かわいそうだったけど、

ダンスグループである彼らが、ここまで歌だけで聞かせるステージというのは、

また新たな挑戦だと思う。

夜の部は、音声がうまく行くように願ってるよ。

いま活動している10人のうち、今日は5人が来たわけだけど、

踊って、歌って、いれかわりたちかわりパフォーマンスをし続ける彼らのファンにとっても、

今日は異色のコンサートだったと思う。

きっちり2時間、歌うだけで。

イェソンの声が大好きで、

彼のバラードが聴けるならと、がんばってとったチケットだったけど、

イェソンのマイクの調子が悪くてとっても残念だけど、

とても酔ったステージでした。

キュヒョンの歌がうまいことはわかってたけど、

ホントにうまかったよ。

立派に一人でステージができるだろう。

リョウクのような高い声はあまりタイプじゃないんだけど、

キュヒョンともイェソンとも違う魅力を持った声でした。

3人のハーモニーを作るには重要。

ゲストとしてトンへとソンミンが参加。

3rd CDではユノがラップで参加した「Heartquake」でトンへが登場すると

ひときわ声援が大きくなり。

2人のゲストによって、

3人が持っていない声質が加わって、

鮮やかな色づけがされたように思う。

SJ、恐るべし。

というかSMという会社のアイドルの作り方の上手さに、改めて脱帽する。

なによりもとにかく、

踊らなかったことに驚く。

イェソンがあれだけの上手さの上に、踊れるということを封印してなお、

ちゃんと魅せるステージをするということに、惚れ直す。

「Let's Not」よかったよ~!!!

彼がこの先もずっと歌うなら、

ずっと追いかけたいっていう気になる。

最後にイェソンが「BONAMANA」のさわりのところをちょっと歌ったとき、

思わず、きゃあ、と叫んだ。

ところで、今日のセットリストの全貌がまだよくわかりません。

わかったらまた違う思いがでるかも。

日本語でがんばった曲とか。

印象的だったのは、最後にちょこっとあったトークで、

キュヒョンが3人での活動のことを聞かれて、SJでの活動より、

「ワンショットがたくさんあるからいい」

と言っていたこと。

イェソンは、SJの時はたくさん映らないことについて

「もうあきらめてる」と。

映らなくても、CDでいつも君の声を探してる。

そして、きっと見つかる。

[それだけで」 by Super Junior K.R.Y. 「ビリージーン私を見て」OST より

あまり舞台では披露することがないという1曲。