いつも、なにかにはまるきっかけは、
とても偶然で不可思議だ。
はまろうとしてはまったことは一度もなく、
こんなのにはまるまいとして、はまったことは何度もある。
およそ理性のコントロールが不可能なところで、
なにかがおきてしまう。
すっかりはまってしまうと、
こんどは理由を見つけたくなる。
どうして私がこんなに・・・・。
どこが私をこんなに・・・。
それはいつも全然わからない。
とても理屈では説明がつかないことのほうが多い。
ところが、長年つきあっている友人にいわせると、
「なんだかわかる」
という。
どうやらいつものパターンらしい。
いつものパターンだけど、
自分でいつも「こういうタイプ」と言っているのとは、どうも違うような。
数あるK-POPアイドルの中から、
SS501だけにこんなにどっぷりはまってしまった理由は、いまでも1つにしぼれないが、
いまだにいくつもの「好きなこと」を挙げることができる。
聴けば聴くほど。
見れば見るほど。
東方神起も好きだし、
Super Juniorも好きだよ。
BIGBANGがうまいことも認めるし、
John-Hoonだって、きっとコンサートに行ってしまう。
でもそれとはちょっと、
SS501は違うんだな。
私にとって。
きっかけは「花男」のリダだったけど、
それは単なるきっかけで、
こうまではまってしまう理由の全部にしてしまうのは、ちょっと納得がいかない。
はまりはじめて、
手当たり次第に聴きはじめて、見はじめたころから、
契約切れのことも知っていたけど、
今、5人がそろって活動できないことは、
なんだかそんなにショックではない・・・というか。
どういう表現をしたらぴったりするかわからないけど、
なんかそれぞれにいろいろ考えてやっているっていうのが、
好きだったからかもしれない。
それはマイペースなリダのせいでもあり、
無口だけどやるときはやるヨンセン君のせいでもあり、
いつもみんなをおもんばかっていたキュジョン君のせいでもあり、
みんなを代弁してくれたジョンミンのせいでもあり、
他のみんながかわいがっていたマンネのせいでもあるんだと思う。
なにより5人の、他のK-POPグループにはない甘いハーモニーが、
とっても心地よく、
とっても好きなせいだと思う。