MBCはどういうわけか全然つながらないのだけど、
昨日のKBSはサクサクだったので、
ちょっとじっくり見ちゃいました。
「成均館スキャンダル」。
基本的にこういうラブコメは好きです。
時代が朝鮮時代におきかわっているので、
登場人物たちのしがらみは、現代とは違うけど、
基本的なラブコメの路線としては一緒と思う。
日本の時代劇でも最近はちゃんとしたその時代の言葉遣いを無視したような、
(っていうか俳優がその辺の基礎がない?)
現代風時代劇が多くなってきているけど、
これはどうなのかな。
言葉がわからないから、比べようがないけど、
明らかに「イタKISS」で使ってる言葉とは違うような。
衣装や調度などの美術もきれいですね。
最初から海外に売ることを考えてるから、
そのあたりは手を抜かないのでしょう。
時代劇はお金がかかるけど、そういうところがちゃちだと、
すぐわかってしまうし。
同じ時期にはじまるために、
ユチョンVSヒョンジュンみたいなとらえ方もあったけど、
フタをあけたら視聴率競争では、蚊帳の外というか、
一ケタ%台の争いになってしまって、
まあ、こういうドラマの視聴層が、
この時間におとなしく家のテレビの前にいるのかどうかを考えたら、
それも無理からぬ話なんだろう。
ドラマを録画するより、ダウンロードっていうところが、
日本と韓国の違いですかね。
ドラマそのものについては、字幕でもないとなんともいえない。
ただこのドラマOSTはいいですねぇ。
史劇らしからぬ曲だけど、
ラブコメらしい雰囲気にあふれていて。
同じ曲なのに~。
ジェジュンのちょっとハスキーな声で「チャジャッタ ネ サラン」と聞こえた瞬間、
このドラマがすごく面白そうに思えてきた。
さんざん見ちゃったあと、最後の予告編見ながら、
面白そう~って思うのもどうかと思うけど。
日本ではレーベルが違う歌手が同じCDに曲をいれることはあまりないのだけれど、
韓ドラのOSTはそういう垣根なしに歌手やグループを柔軟に使うから、そういうことができるんでしょう。
そういえばこれまでに記憶に残ったドラマはたいてい、
そこで使われた曲とともに残ってる。
たぶん音楽が違ったら、また印象も全然違うのだろうと思う。
テレビ現場に詳しい友人によると、
ぐるぐる回るキスシーンとか(ぐるぐる回ってるのはカメラのほうですが)、
ああいうレールをひいた撮影とかは、けっこうお金がかかるらしい。
その友人と「Deja Vu」のMVメイキングを一緒に見てたときも、
左右にふるレールをつかっていたので、
「すごくちゃんと作ってるね」といわれたことがある。
お金かけてるんだなあ韓ドラ、いろんなとこに。
といつも思うんだけど、ちゃんとお金が払われてなかったことが発覚したりして・・・。
不景気でスポンサーがつかないから、制作費がなくていいドラマが作れない、
という日本の業界の言い訳。
いいものを作ればお金があとからついてくると考える(?)韓国業界。
放送局さえ決まってないのに、とりあえず作っちゃうという感覚はよくわからないけど・・・。
(私は今、チャンミンのドラマがいつどこで放送されるのか、ものすごく心配してます)
まあ、どっちがいいのかなあ。
見るほうは面白ければいいです。