4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

きゅん!

佳境にさしかかった「イタKISS」の13話は、

もちろんスンジョのイタズラでない本気のキスシーンがハイライトだったと思うけど、

私は全然別のところに反応してしまいました。

どこって・・・。

「K・SWISS」。。。

スンジョとヘラがショッピングをしていたあの店。

このブランド、まだあったのか・・・というか。

妙にせつなく懐かしいの。

赤と青のロゴマークではピンときてなかったんだけど、

あの4本ラインのシューズ。

あれ、学生のときに好きだった男の子がはいてて、

その当時はまだめずらしかったと思うんだけど、

探して同じデザインのを買った・・・なんていう「きゅん!」な思い出が。

それは白に白のラインがはいった一番シンプルなやつでした。

すっきりしてるんだけど、当時はまだ小さいサイズもなくて、

スニーカーにしてはずいぶん高かったことを覚えてます。

小柄な私がはくと靴ばかりが目立って、

アンバランスだったろうなあと、今では冷静に思えます。

テニスをするには重すぎたと思う。

テニスをするときにはいた覚えはない。

それからずいぶんたって、

リダがらみでこのブランドを目にすることになろうとは。

なんかの呪いか転生か輪廻か・・・。

トラウマのように蘇ったわ。

いや、K-Swissの男にひどい思い出があるわけじゃないんだけど、

なんかハニちゃんと同じくらいせつないかなあと。

若いからはけるんだなあ、真っ白なスニーカーなんて。

いろんな記憶は薄れているのに、その真っ白なスニーカーだけが、いやに鮮明。

相変わらず視聴率がかんばしくない「イタKISS」だけど、

そもそも3%だったことを思えば、倍の6%まで飛躍したということは言える。

見事に原作マンガをなぞったという点では、

毎回「お~、なかなか」と思いながら見ている。

リダ、やっぱり4次元っていうか2次元(マンガ)な人。

2、3話目の進み具合から、これは16話では結婚式までかなと思ったけど、

だいたいその辺りで落ち着きそうだ。

ネット版ができるということだけど、

好評ならシーズン2をつくるプランもあったのかもしれない。

ここまでで唯一、スンジョのお見合い相手をヘラにしちゃったのは残念でならない。

松本姉というキャラの良さが半減する。

松本姉と全然違う、いかにもしとやかな申し分ないキャラの女がライバルとしてでてくることで

琴子にとっての脅威は増すわけだけど、

そういうタイプでも入江君は落とせないというところがポイントだった。

キスシーンは・・・。

ほんとにイメージまでマンガと同じで。

よくぞ雨まで降らせてくれました。

「お前はオレが好きなんだ」って、

どこまでも強気なスンジョの

今までの韓ドラ男にはありえないようなこの場面でのこのセリフ。

普通に考えれば、韓ドラロマコメの主役としてはここは、

「オレはお前じゃなきゃだめなんだ。どこへも行くな」

だろう。

それはそれで言われたらそうとう感動的だけど、

入江君はフツーじゃないのだ。

IQ200だし、かなりひねくれものだし。

天才で容姿端麗でスポーツ万能なスンジョの100%の自信は、

ハニがよそみをすることによってこんなにも簡単に揺らいでしまう。

スンジョにとってポン・ジュングは敵じゃないんですねぇ。

ここでこのセリフをいうために、

ここまでスンジョの性格を「ツヤ」がなく冷たくいじわるにしたかと思うほど。

すごく意外で、すごく入江君らしく、一番効果的なセリフと思う。

だからリダがどこまでも「入江君」なスンジョに徹しきれるかどうか、

そこがこのドラマ最大の見せ場だったんじゃないかな。

でないとこのシーンは台無しになる。

・・・な~んていろいろ言って、

キスシーンのことで頭の中をどうにかしようと思ってるけど、、

実は別なことがぐるぐるしてる・・・。