こちらの5人には、もうそう簡単には会えないだろうと思う。
私個人のブログとはいえ、
このことを書くのは難しいことなのだけど、
少し冷静になれば、誰でもそう思うことだろうと思う。
そこをまず認めないと先に進めない。
昨日、新大久保のコリアタウンのある店先で、
彼らの東京ドームコンサートを流していた。
ちょうどユノが「CHEKCMATE」を踊るところで。
立ち止まって彼のダンスが終わるまで見ていたんだけど、
これって、つい去年のことなんだよなあ、と改めてため息が出た。
一緒にいた友人は、それほどK-POPファンではなく、
ユノが踊ってるのも初めて見たらしい。
「踊ってるユノ、かっこいいね~」
それまで私がK-POPについて
「写真はつまんない。DVDのほうがいいよ」といっていた意味を、
やっとわかってくれたと思う。
もちろん「ナマ」がその何倍もステキなことは、
それを見せに連れて行かないとわからないと思う。
こうやってDVDを見て、またファンになる人も多いと思うけど、
またこの5人を見ることは・・・。
いま、彼ら5人もそれを取り巻く状況も、
なんだか得体の知れない大きな動きの中にあって、
なにがどうどっちの方向へいくんだか、よく分からなくなっている。
まことしやかに、「・・・せざるをえない」とか「・・・なるに決まっている」
ということを言う人たちは出てきても、先のことなんて誰にもわからない。
結果が出て初めて、あの時これを動かしていたのはこういうことだったんだということが、
ようやく見えてくる。
すごくあとになって、そのときの当事者は本当のことを話したりする。
絶対にありえなかったことがそうなることのほうが、
なんとなく夢にみていたけどそうならなかったことよりも
たくさんあると思う。
身近な例で言えば、学生時代の友人同士が突然結婚したこととか。
(私にしてみれば、ありえんだろう~というくらいありえないことでした)
そして私の古い友人に言わせれば、
私が今頃になってK-POPなんかにうつつを抜かしていることは、
「信じられない」ことなのだそうで。
それはまた私にとっても、人生における「意外な展開」以外のなにものでもない。
彼らに出会ったことで、
たくさん楽しんだり、いろいろ翻弄されてる自分もとても面白い。
夢見ていた人生ではないかもしれないけど、
描いていた人生が楽しかったのかどうか、
それもわからないし。