若いころと今の一番の違いは何かというと、
若いころは「あれもいい、これもいい」だったことが、
だんだん「あれはいや、これはいや」というふうになり、
自分で選択肢や視野をせばめていってることじゃないかと思う。
よくいえば知恵がついて見る目ができてきたといいたいところだが、
気の合わない人とは会わなくなり、
そのせばまった視野でだけ判断して物事を決めるようになったと思う。
ところが最近「ツボ」は増えてきた。
いや~なんか、これいいわあということが多くなってきたと思う。
体のあちこちから疲れがとれにくくなって、
押したら気持ちがいいところが増えてきたのに正比例してる?
以前は気づかなかった自分の嗜好を改めて発見したっていうか。
きっかけは韓国ドラマにはまったこと。
それからK-POPなんかにも夢中になったこと。
そういうものに夢中になる自分を発見し、
同じように楽しむ人たちとの輪がまずネットの中で広がった。
ペ・ヨンジュンの最大の功績は、
それまでどんな政治家もなしえなかった日本と韓国の文化的距離を縮めたことにある、
とよく言われるけど、別な見方をすれば、
「日本中の主婦にパソコンを買わせた」
と言うことなのだそうだ。
PCなしでは韓流生活はありえないし、
韓流ファンがPCやモバイルを駆使して情報を交換しあい、
それをきっかけに新たな出会いをいくつも生み出している。
私にもいろんな知り合いや友達がたくさんできた。
なにより、その人たちと一緒に大笑いする機会がとても増えたと思う。
韓流はちょうどPCやモバイルの普及や、
ブログやツイッターなんかの登場のタイミングに合っていたとも思うけど、
いままでの行動範囲なら出会うはずもなかった人たちとの出会いも演出した。
最近なんか何見てもよくて。
SS501との出会いはこの曲。
「なに?この子たち?」っていう今まで見たこともない光景だった。
これまでにいちばん私のツボにはまった衣装で。