韓国ドラマもしくはK-POPにはまっている友人から、
「これ以上手をひろげるのはやめよう」
と言う言葉をよく聞く。
理由は簡単だ。
手を広げたら無限に時間とお金をとられてしまうから。
私も「それは当然」とよく納得できる。
納得できるが、自分にはどめをかけるのは難しい。
もっと面白そうなこと、
もっと楽しそうなことが次々に現れるから。
そしてもっともっともなことには、
そう思ってもどれもが面白いわけでもなく、楽しいわけでもない。
まず「どっかで見た」感が多いことと、
「面白い」とか「笑い」のツボがちょっとこっちと向こうでは違うことがあるから。
あんまり韓国サイドの誇張された前宣伝を信用しちゃいけない。
面白いかどうか、楽しめるかどうかは、あくまで自分の目や耳で確かめないと。
面白いっていってるから見たのに~、なんてことは何度もある。
観客動員数とか売り上げ枚数とかを鵜呑みにしちゃいけない。
ようやくわかってきたところで姿を消されてしまった日には、
この先どうなるのかって言う不安な毎日を過ごすことになり、
面白いとか楽しむどころの騒ぎではなくなってしまう。
かといって、しばらくは楽しめるように、出はじめの人たちばっかりを追いかけるのもな。
もちろん、いいって言うから見たり聴いたりすると、
ほんとによかったりすることもある。
そういう場合は、過去の作品やら記事やらをさかのぼるのがまた大変だ。
また時間とお金をとられる。
(浮気は大変。マメじゃないとできないし、出費もかさむ)
時には日本じゃ考えられない「兵役」なんていうものに行ってしまって、
2年間の空白ができてしまうことも。
別にこちらが飽きたからでもなく、向こうが引退するでもなく、
「2年待っててね」というのは初体験で、最初はどうしていいやらわかんなかったものだけど、
最近は慣れたもので、適当に浮気をしながらやり過ごすという技を身につけた。
そうやってると2年なんてあっという間。
兵役期間をどうやってやり過ごすか、
ファンもスターも(事務所も)わかってきたみたいだし、
特に日本の(しぶとい)ファンは2年くらいはなんてことないみたいだし。
ただし、それなりにお互い年を取るので、
元の状態に戻れるかどうかは微妙なところだ。
「兵役に行って、大人になったね」というのは、
「いい恋愛を経て大人になったね」っていうのと似てると思うけど、
向こうが大人になるのなら、こっちもそれを受け止める広い心を持たないとならない。
あっちは、こっちが想像もしない体験をしてるって言うことだから。
(だからオトナの恋愛は大変だ。包容力がないと)
「元の姿」しか受け入れられないっていうのは、なんとも心が狭いんじゃないかと思うのだけど、
これが難しいんだな。
「オトナにならないで~」といったら、「それなら老けるな」といわれそうで、怖い。
年はとってもいい、お互い様だから。
気持ちや外見が老けるな、ってことよね。
ふ~。楽しむのも大変だ。
やっぱり、これ以上手を広げるのはキケンかも。