4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

らしさ

普通にしゃべる声としては、いわゆるバリトンボイスといわれるくらいの低音の男には、弱い。

ジョンミンの声はその上に甘くて、私としては好きな声トップ10には入るかな。

(トップ5を選びきれないところが、つらい)

ああ、マンネちゃんも顔に似合わない低い声で、とっても好き。

この2人がミュージカルやるっていうのはわかるなあ。

ミュージカルは女性も一緒の舞台だから、

男は男らしい声のほうがいいんでしょうね。

リダの声も低いほうだけど、

たぶん声よりも、口数が多くなくてぼそぼそっとしゃべる、

あの話し方が、声そのものよりももっとよく響いていいんだと思う。

キュジョンも声のイメージよりは、話し方のイメージが強い。

優しくて穏やかで、それはたぶん彼の人柄そのものなんだろう。

あの話し方で詐欺師だったら、それはかなり高等技術だ。

ヨンセンのような高い声は、本当はあまりタイプじゃないんだけど、

彼は口数が少ないし、甲高いという声じゃないので、マル。

歌手としての声では、天性の声だし。

SS501は低い声のほうがおしゃべりだ。

普通に「低くて男らしい声」はなんとなく「寡黙」っていうイメージとは、反対。

そのギャップがまた面白いのと、

ジョンミンとマンネちゃんの声が耳障りじゃないので、

2人がじゃれあってても、楽しく聞こえるんだろう。

聞き比べると、5人ともそれぞれが特徴のある個性的な声をしている。

たぶん、自分の声に合っている曲というのは、それぞれにあるんだろうし、

これからソロ活動をしていくときには、

やっぱり自分に合った選択をしていくんだろう。

今までの枠から外れて、また違う魅力をひきださないと、

一人になる意味もない。

グループで活動するということは、良い意味で少し自分を殺すことだと思う。

ぶつかりあうことで生まれるパワーを重んじるグループもあると思うけど、

お互いをちょっとずつ生かすことで生まれる調和が、

SS501の持ち味じゃないかな。

そういう5人が集まったときに、

他のどのグループともまったく違う「SS501という人」の声になるというとことが、

私が彼らを好きな理由のひとつでもある。

「All My Love」 by SS501

ときおりほっとしたくなると、この曲を聴く。

そして聴いてしまうと、

これを歌っている彼らをどうしてもこの目で見たいと、心が騒ぐ。

心がさみしさから 逃げられないときも

それ以上の幸せ きっと君にあげるから