普通にしゃべる声としては、いわゆるバリトンボイスといわれるくらいの低音の男には、弱い。
ジョンミンの声はその上に甘くて、私としては好きな声トップ10には入るかな。
(トップ5を選びきれないところが、つらい)
ああ、マンネちゃんも顔に似合わない低い声で、とっても好き。
この2人がミュージカルやるっていうのはわかるなあ。
ミュージカルは女性も一緒の舞台だから、
男は男らしい声のほうがいいんでしょうね。
リダの声も低いほうだけど、
たぶん声よりも、口数が多くなくてぼそぼそっとしゃべる、
あの話し方が、声そのものよりももっとよく響いていいんだと思う。
キュジョンも声のイメージよりは、話し方のイメージが強い。
優しくて穏やかで、それはたぶん彼の人柄そのものなんだろう。
あの話し方で詐欺師だったら、それはかなり高等技術だ。
ヨンセンのような高い声は、本当はあまりタイプじゃないんだけど、
彼は口数が少ないし、甲高いという声じゃないので、マル。
歌手としての声では、天性の声だし。
SS501は低い声のほうがおしゃべりだ。
普通に「低くて男らしい声」はなんとなく「寡黙」っていうイメージとは、反対。
そのギャップがまた面白いのと、
ジョンミンとマンネちゃんの声が耳障りじゃないので、
2人がじゃれあってても、楽しく聞こえるんだろう。
聞き比べると、5人ともそれぞれが特徴のある個性的な声をしている。
たぶん、自分の声に合っている曲というのは、それぞれにあるんだろうし、
これからソロ活動をしていくときには、
やっぱり自分に合った選択をしていくんだろう。
今までの枠から外れて、また違う魅力をひきださないと、
一人になる意味もない。
グループで活動するということは、良い意味で少し自分を殺すことだと思う。
ぶつかりあうことで生まれるパワーを重んじるグループもあると思うけど、
お互いをちょっとずつ生かすことで生まれる調和が、
SS501の持ち味じゃないかな。
そういう5人が集まったときに、
他のどのグループともまったく違う「SS501という人」の声になるというとことが、
私が彼らを好きな理由のひとつでもある。
ときおりほっとしたくなると、この曲を聴く。
そして聴いてしまうと、
これを歌っている彼らをどうしてもこの目で見たいと、心が騒ぐ。
心がさみしさから 逃げられないときも
それ以上の幸せ きっと君にあげるから