4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

バンド文化 2

バンドについての続き。

最近は韓ドラ雑誌と言うよりK-POP雑誌が多くて、

今まではドラマを中心に紹介していた雑誌も、

メインの特集はK-POPだったりするけど、

ドラマの内容ほどじっくり読んではいなかった。

だいたいがバンドメンバーの紹介とデビューまでのいきさつと、曲の紹介。

20話もあるドラマのストーリーや登場人物の紹介に比べると、

どの記事も差がないし。

作るほうもネタがなくなったのか、

他の雑誌と違うことをしないといけないと思うのか、

ちょっとずつ音楽的な批評なんかも出てくるようになってきた。

そういう記事だと、ちょっと興味をひけば、

どれどれ、って言う感じでYou Tubeなんかで曲を探してみたりする。

CNBLUEとFTIslandは、ここのところどの雑誌でも大きく取り上げられていて、

2,3冊読めば、彼らのことはもう知り尽くしたかのよう。

K-POPと言う扱いの中ではバンドは異色だけど、

日本ではさほど珍しくもないし、

音楽的にも、「あ~どっかで聴いたような・・・」と言う感じがつきまとっていた。

妙に懐かしいような?

その既視感っていうか「Deja Vu」?

がたまたま読んでいた雑誌の記事で解き明かされた。

グループサウンズっぽい」

思わず手を打ちました。

これよ、これ。

妙に懐かしいのはこの感じでした。

もうちょっと新しい人には「TOKIOっぽい?」とでもいうか。

グループサウンズにはアイドル臭がいっぱい。

Rockというと、なんだか反社会的だったり反抗的だったり、

もっと聴衆をあおるようなところがあったけれど、

そういうイメージがつきまとうものだが、

今出てきている韓国のバンドたちにはそういうものがない。

もっともリダが敬愛するソテジ・ワ・アイドゥルはちょっとそういうところもあったようだけど、

詳しく知らないので、ここでは言及を控えます。

日本のバンドは訴えかけるような詩(持って行き場のないような感情というか)、

もしくはすごく高度な演奏テクニックのどっちかがあるような気がするけど、

韓国のバンドはこの先どうなっていくのか。

イケメンバンドじゃない方向もでてくるんだろうけれど、

ダンスグループもガールズグループも、

日本にないスキマをついてきたわけだから、

バンドもイケメンじゃないバンドだと日本の既存のバンドとの真っ向対決になって、

ちょっと厳しいのかな。

「Flower Rock」 by FTIsland

FTIslandの日本メジャーデビュー曲。

愛だの恋だの言わずに、ROCK~!っていう感じ。

なんか聞き終わって、すっきりする。

ROCKといえば、こうだよね。