少女マンガでも、小説でも、
かっこいいあこがれの男の子を表現するとき、
必ず入っている決まり文句っていうのがある。
「ドアをくぐるように入ってくる背の高さ」
「ヒョロっと長い手足」
「細くて長い指」
「さらさらの髪」
「ちょっとすねたような言い方」
・・・・
まあ、人それぞれ好き好きだろうけど。
それは韓国のアイドルたちを言いあらわす表現そのままなんだけど、
私が「これは欠かせないポイント」と思うものがひとつある。
「涼しいまなざし」
目のことだけでいえば、
「深い湖のような瞳」も「大きくてくるくる動くかわいい目」も
「意志の強そうな切れ長」も「何にもしてないのに色っぽい視線」もいいんだけど、
やっぱり「涼しげなまなざし」にはみんな弱いでしょ。
私個人的な好みのタイプをいえば、
ぱっちりとした二重が好きで、
どっちかといえば「しょうゆ」より「ソース」が好みなのだけど、
「涼しいまなざし」だけは、ちょっとルール違反かなあと思う。
久しぶりに公式に現れたキュジョンを見ていて、
ああ、ほんとにやさしそうで涼しげな目だなあと思いました。
「涼しい目」には単に目の形がそうなだけじゃなくて、
そこにやさしさも強さもさみしさも憂いも、
たぶんよろこびや悲しみもみんなあわせもったその人の人となりが表れるような気がする。
いじわるでずるがしこくて抜け目なくていやな奴は、
こういう目にはならないから。
それで、ちょっと女が弱い目についてさっき考えてたけど、
「深い湖のような瞳」も
「大きくてくるくる動くかわいい目」も
「意志の強そうな切れ長」も
「何にもしてないのに色っぽい視線」も
SS501にはみんないるのね。