4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

FAN CAM

SS501を見始めて、K-POPを見るようになって、

一番驚いたことは、「FAN CAM」のすごさだ。

俳優さんファンっていうのは、

ドラマとか映画の動画や画像をキャプしてつなぎ合わせ、

自分の描く世界を作り上げるのが上手な人が多い。

それはもう、作品としてできあがっている画面と、

自分のイメージとのコラボレーションなので、

それはそれで、作り手によっていろんな方向へ広がっている。

私が驚いた「FAN CAM」のすごさは、

そういうものとは違う、そこで今まさに動いている彼らの、

一瞬一瞬をとらえる目の確かさだ。

プロのカメラマンっていうのも、

確かに一瞬の表情をとらえるの上手だけれど、

そこに「愛」がない。

ピントは合っているし、

何回か撮れば、そのスターが表向きに出す仕事用の目線をつかむのは

さすがと思うけれど、

私の好きなあの彼の、どこが一番のベストショットなのかを、

わかっていない、と思う。

プロと「FAN CAM」の違いは、

プロは他のスターを撮っても、同じレベルで撮れるだろうけど、

ファンは愛情のないスターの写真はダメなんでしょうね。

いわゆるファンならばはまってしまう「ツボ」っていう一瞬がどのスターにもあるけど、

「写真を撮ることが上手」と言う技術的なものに加えて、

レンズを通してそれを上手にとらえることができるという、

感性みたいなものが必要なんでしょうね。

そういう意味では、写真も立派に芸術の分野で、素人にはちょっとマネができない。

日本のイベント会場では、撮影はかなり厳しく規制されるし、

私には写真の技術がないので、

どうにかして写真を撮ろうなんてことはとうの昔にあきらめてしまって、

イベントでは、とにかくこの目で見ることに集中しているんだけれど、

「FAN CAM」を見るたびに、ああ、このくらい上手に撮れるなら面白いだろうなあ、と思う。

公式に配信される写真と違って、

その角度からその一瞬をおさめた写真は、

紛れもなく世界でただ一枚の「彼」なのだから。

他の誰もが手にできない自分だけの彼がそこにいると思ったら、すごいことだよね。

そしてまた惜しげもなく、

その画像がたくさんのファンに公開されるということにも、

ファンの愛情を感じます。

ヨン様(の事務所?)はプロが撮る写真やその扱いには大変うるさく肖像権を主張し、

勝手に写真をとることをとても規制するけれど、

ファンが彼の画像を勝手に使って遊ぶことには、

「ファンの皆さんが楽しんでくださるなら」と寛大なコメントをしたことがある。

要はそれで儲けようという人たちには厳しく対処するということ。

リダもその辺の薫陶を今後受けるのかどうか。

fancam1

(画像の出所:画像内に記載されています。)