4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

2010年

2010年はK-POPにとっては結構激動の年だった、と思う。

(日本ではね)

ガールズグループの台頭。

KARAとソシが相次いで日本デビューし、

野獣系といわれるグループの進出が続いた。

たくさん来たね。覚えきれない。

これはまあ、ある程度の広がりは見せると思うけど、

あるとこまでいったら、市場の食い合いになるだろうなあ、と思う。

今までになかったパイだから、一気に拡大するときは旋風のように見えるけど、

それを突き抜けるにはもう一段何かが必要なんでしょうね。

Yahooの人気投票なんかを見ていてもわかるけど、

アジアの中で日本市場は除外されている。

やふーじゃぱんはまったくランキングには無関心な感じで、

もちろん、日本のスターたちがランキングに入ることはない。

あまりに規模が違いすぎて、同じ土俵でランキング争いなんかできないのだろう。

オリコンの年間ランキングでは、嵐とAKB48がトップ10を独占したそうだ。

ランキング見ても1曲もわからない。

私の中ではK-POPこそがブームだったけど、日本じゃまだまだそうじゃないってこと。

ある週刊誌の記事を見てたら、

日本で最初の「歌って踊れるアイドル」が作られたのは1960年なんだそうだ。

1960年は、いまどきの入学試験なら現代史に出る年だ。

日本の30年を10年で追いつくといわれる韓国だけど、

このアイドル文化の歴史にはどれくらいで追いつくのか。

アイドル文化っていうのは、アイドルスターたちの変遷だけじゃなく、

業界がどれくらい成熟するかということと、

ファンがどれだけ大人になるかっていうことにもかかっている。

日本にK-POP進出の足がかりを作った東方神起は、

2010年に5人としての先行きが見えなくなった。

私をK-POPに引きずり込んだSS501は、

年の初めとおわりでは、全然違う姿になった。

アイドルたちとファンが同じ方向を見ることができないうちは、

まだまだ文化として成熟しているとはいえないと思う。

発展途上というわりには、勢いとか期待より、不安が大きいように思う。

不安ばかりがつのって、

ファンが先に疲れてしまったら、

誰の未来もないんだけど。

「Passion」 by SS501

Double S Passion of Music 感じている