日曜日はSuper JuniorとSHINeeを見に幕張へ行った。
4月から延期になった公演。
全体的な感想をいうと、
「よけいなMCがいなくてよかった」
そのぶん、
「何を言ってるのかわからないところもあった」
のですが、
「2時間ちょっとで5組はそれなりに面白かったんじゃないか」
と思いますし、
「なんたって念願かなってSJが見られて嬉しかった」
のであります。
チケットを分けてくれたお友達のおかげでアリーナAだったし、
肉眼でばっちり。
スパショ3も行きたかったけど、
入門編としては15日の5曲は十分だったのではと思う。
「SHINeeは初めて?」と友人に聞かれたのだけど、
あんまりいろいろ見ると、初めてなのかどうかも良くわからず、
なにしろあるイベントで「東方神起」を見たことを覚えてない私なので、
「たぶん」と答えるのが精一杯。
見たらわかりました。
初めてです。SHINee。
「Stand By Me」を歌って、
ああそういえば「花男」に曲入ってた~と思い出し、
でも日本語で歌われてイメージが違いました。
単独コンサートにも行きたいけど、
FCに入っていないとチケット争奪戦にすら参戦できない状況にあって、
こういういろいろ来るイベントは結構ねらい目だし、
いろいろ見られて楽しい。
で、いろいろ見ると、やっぱり「上手い、下手」が私なりにも見えてきます。
歌が上手い、ダンスが上手いとかいうより、
ライブのステージをやる(つくる?)のが上手いかどうか。
もちろん、数をこなしていればそれなりに上手くなっていくものなのだろうけど、
自分たちのために構成された舞台じゃなくて、
他の歌手たちと同じつくりのステージで、限られた時間で、
どれだけ自分たちだけを見に来たんじゃないファンを取り込めるか、ということ。
持ち時間は20分くらいなので、
「最初は調子が出ない」何ていうことを言っていられない。
出てきた瞬間から会場の雰囲気を自分のほうに持ってこないといけないのだ。
そういう点、フィギュアスケートのフリー演技の時間と似てるかな。
前の人が良い演技をして会場を魅了し、高得点で大騒ぎしたあとに、
自分たちにやりやすい環境を作り出すのは、なかなかハイレベルの技量だと思う。
こういうイベントでは、観客はお目当ての時間が終わると一瞬にして冷静になり、
興味がない時間をあっさり「トイレタイム」にされてしまうわけだし。
その様子は舞台から見ていても良くわかると思うし、
ある意味それが今後の糧になるのかもしれないけど。
会場にはやっぱりブルーのペンライトが多かったのだけれど、
シン・へソンの歌に聞き入るオレンジのペンライトも多く見えた。
神話のペンも根強いようだ。
他のアイドルたちががんばって日本語を話そうとする中で、
シン・へソンだけは韓国語で話続けるのだけど、
それが彼のファンにとっては当たり前であるらしく、
通訳もなしに彼の発言にちゃんと反応するオレンジのペンライトが面白かった。
わかってるのかわかってないのかわからないけど、
好きになったらわかりたい、と思う、それだけなんでしょうね。
SJの曲は5曲。
「Bonamana」「No Other」「君じゃなきゃだめなんだ」「Miracle」「Sorry Sorry」。
ヒチョル抜きの9人で持ち時間が30分ほどで、
イェソンのソロが入るとは思わなかったけど、
イェソンペンの私には大変満足でした。
登場から「当然のように」大歓声の中に現れて、
自然に舞台いっぱいになって踊り、
あらゆる方向の観客に目配せしながらも、
1秒も会場の気をそらさせない「上手さ」を、
30分ほどでも堪能できた。
何しろ9人をちゃんと見るだけですごく忙しい。
登場で一人足りない、と言うことがわかったけど、
誰がいないかがわかるにはちょっと時間がかかった。
一緒にいたK-POP初心者の友人にも言っておいたのだが、
「どれか目当てを決めておかないと、見終わったときシンドンしか印象に残らないからね」。
白いジャケットで目立っていたシウォン、
やっと見つけたイェソン、
(だって踊りながらのポジションの入れ替えが早いんだもん)
全員の顔をちゃんとナマで確認したが、
やっぱり印象深いシンドン。
実は密かに楽しみにしていたのは大国男児だった。
このMVを見た時から、一度は生で見たいな~と思っていたので。
クリーミー系アイドルというそうだけど、
昔SS501もこんなだったよね。
「弱虫」とかのころの色とりどりな感じ。
その初心者友人が「かわいい~!」というものだから、
「ふふん、SS501みたらかわいすぎて倒れるよ」
と言っておきました。