4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

リダの移籍から1年。

そのソロ活動開始と、私個人のソロ活動開始が重なったので、

何かとあわただしく、リダに専心するって言うわけにも行かないのだけど、

お互いに2011年6月が記憶に残る月になったという偶然は、

なんだかちょっとうれしい気がする。

環境を変えるって、そうたやすいことではない。

まして、これからのことがすべて自分ひとりにかかってくるとなれば、

多少なりとも採算はあるにしても、

やってみないとわからないことも多くて、そりゃ不安である。

周囲の応援してくれる人を信じてみるしかないというのも同じだと思う。

それ以上にできると自分に言い聞かせることとか、

やらなきゃと奮い立たせることとか。

もちろん、これから先の長いリダと自分を一緒にしちゃいけないが、

一緒のスタートというのはなにかとこれからも節目節目に思うことがあると思う。

移籍後、初ドラマとなったペク・スンジョから、

リダはリダのままでいるようでいて、ちょっとずつ変わっていきながら、

ばっさり髪を切って、それまでと全然違う姿で戻ってきた。

全然違うのかな。

いや、とってもリダっぽくも見えるし、

でもペク・スンジョとは違う。

SS501のリーダー・ヒョンジュンとも違って見えるけど、

やっぱり同じ人だ。

デビュー以後、どの時点からリダのファンになっても、

そのときのままでいてくれることはいままでにもなかったし、

素のリダはこうじゃないよね、という意見があがっても、

そんなことはおかまいなしの風情。

彼自身が枠にはめられることを嫌ううちは、

ファンもいつもそわそわしていないとならなくて、

きっと落ち着けることはないだろう。

ファンが落ち着いて彼のすることを見ていられるようになるってことは、

彼がもうある枠にはまることを自分に許したということだろうし、

彼をみてドキドキしなくなることを、ファンも望んではいないと思う。

こういうリダ(髪が短いとか、ワイルドだとか)を望んではいない人もいるだろうし、

こういうリダに初めてはまる人もいることだろう。

それでもなんだかんだいいながら、

結局リダから離れていかないファンたちは、

もうあきらめて、ついていくしかない。

Kim Hyun Joongの罪なところは、

みずからすすんでかっこよく見せようとはしていないこと。

彼がもともと持っているものが、

ダンスや配役や曲によって、次々に引き出される。

それと、こんなにセクシーなMVでも、

特定の誰も挑発してないところだ。

見ているこっちは誰かにその視線を注いでいるという不安と、

でも私のほうを見てないという不安にさいなまれ続けることになる。

「Please」 by Kim Hyun Joong