4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

似顔絵

「ぴあ」が今日の発売分で最終号になった。

ずいぶん長いこと買ったことがなかったが、

今日は買いました。

680円。

「ぴあ」にしては高い。

最終号は680円分の情報が盛りだくさんで楽しいというよりは、

なんかすごいさみしくて、その気持ちは680円に見合うのかどうかわからないけど。

韓流にはまったときにはすでに、

ぴあを見てコンサートやイベントを知るということはなくなってたけど、

知らなければ行かなくてすんだのに、という程度のイベントまで、

最近は行ってしまうようになっている。

ときどき「はめられてる」と思う。

創刊号から前号の「表紙のイラスト」では、

韓国のスターは3人だけだった(たぶん。見落としがなければ)。

ヨン様とビョン様とユン・ソナ。

東方神起でさえ、表紙にはなれなかったのね。

・・・ということは、まだまだ一般の日本人が見てすぐわかる韓国スターっていうのは、

「それくらい」ということなのだ。

それも「ぴあ」の表紙になるには、その時々の話題性がなければだめだから、

ドラマなり映画なりがちょっとでも批評に上がったり、

週刊誌ネタとして扱われるくらいのインパクトがなければならないのだろう。

自分がどっぷり韓流だのK-POPにはまっていて、

周囲にもそういう友人が増えてくると、

みんなかなり知られているように思えてくるけど、

それはまだまだ錯覚なのだ。

ものすごく冷静になって、

3日くらいネットから離れてみたら、

おそらく日常で「韓国」と接することはそうはないんじゃないだろうか。

「ぴあ」の39年間の表紙を眺めていて、

韓流をブームというのならせめて、

「Rain(ピ)」か「チェ・ジウ」クラスはこの表紙に登場しなければいけなかったんじゃないかな?とか、

あと1年、廃刊が延びてたら今の勢いでいけば、チャン・グンソク君はいけたかな、とか、

K-POPならKARAだけかなあ?とか思ってみた。

イラストレーターの及川さんがKARAを少女時代と見分けられるということが前提で、

それでもたぶん、少女時代は描き分けらんないだろうな~とか。

これまでの表紙でも長沢まさみとか、

きれいだけどこれと言って特徴のない顔は、似てないので。

リダの顔もきれいだけど、

似顔絵は描きづらい顔だと思う。

私の友人も、私が写真を見せるたびに、

「また違う子?」というくらい、

ヘアスタイル、服装、写真の雰囲気で全然違って見えるから難しそうだ。

似顔絵で「似てる!」を思わせるには、

誰もが認める大きな特徴が必要だから。

それに似顔絵って美点よりも、ちょっと欠点ぽいところを強調するほうが似るから、

これといって欠点の見当たらない「歩く彫刻」は、

写実的な絵画にはなっても、似顔絵にはしづらいかも。