4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

LOVE-1

都内を出る時は薄日がさしていたのに、

千葉に入ったらどしゃ降り。

16時半に千葉みなと駅についてもやまない雨だったのに、

会場にはいって30分もしたらすっかり上がった。

雨の中、リダが会場におでましになり、

ステージ前のレッドカーペットに合わせて、

雨が上がったかのように。

ちょうどすごく降っていた時間も、ライブは予定通り進行されたようで、

会場外までZE:AやMBLAQの歌う声が響いていたけど、

見ていたファンはぬれて大変だったようだ。

会場へは長い傘の持込が禁止で、カッパを着るしかなかったので。

もう一度降られることを覚悟でコンサート会場内にはいったけど、

その後は7月末とは思えない涼しい風が吹くなか、

絶好の「野外コンサート日和」となった。

「LOVE-1 Festival 2011」

というのが正式なイベント名らしい。

「千葉の」とか「野外のやつ」とか呼んでいたので、今日まで。

love1

7月末のスタンディングの野外コンサートというので、

チケットに当たった時からかなりひるんでいたし、

同じ理由で見送った人も多かったんじゃないかと。

結果論ですが、海べりの会場で、

だんだん日が暮れていく中で、どんどんクライマックスがやってきて、

リダが登場する時間にはすっかり宵闇になったけれど、

野外のリアル感というか、ライブ感はまた格別でした。

ステージからはかなり遠かったのだけど、

地面が後方にむかって傾斜しているらしく、

後ろのほうでも良く見えたし、

そりゃ近いところで見たいのはやまやまだったけど、

いろんな人のファンがいりみだれていて、

その様子とかもかなり面白かった。

4minutesのところから参戦し、

FTIslandでは、かなり会場全体がノリノリ。

FTも昨日の武道館を終えたばかりで、ホンギの声は少し荒れていたけど、

後ろのFTペンが「ホンギ、今日は機嫌がいい」と言っていたのと、

「野外は大好き」と本人が言うように、

会場全部が自分たちのファンじゃないにもかかわらず、

かっこいいステージだったと思う。

会場に向かって、「なんか振り回すものをくれ」といって、

なげこまれた「超新星」のタオルをそのまま気にせずふり続けるところが、

ホンギらしいといえば、らしいか。

リダの登場は派手なバイクパフォーマンスが19時過ぎまで続いた後。

30分の持ち時間があるので、5,6曲くらいはと思っていたのが、

あっさりと4曲だったところと、

「Kiss Kiss」でサングラスをはずさなかったところが惜しいが、

一番惜しかったのは、「日本語」かな。

4minutes、FT、超新星、KARAと見たけど、

全部が通訳なしの日本語で会場と会話したので、

まして日本での活動経験のあるリダが多少なりとも日本語を使わなかったところは、

とても惜しい。

会場全部がリダペンなら、細かいニュアンスまで知りたいから通訳付きでもいいのだけど、

せっかくたくさんのK-POPファンがきているし、

後輩たちがあれだけ流暢に日本語を話すなかだったので。

・・・リダペンは批判が先にたっちゃいます。

どうしてかな。

まず、ほめ殺すべきよね。

たぶん、もっとかっこいいリダを、

みんなに見てほしいから、なんだと思うけど。

「Break Down」のダンスも最初にみたころよりどんどんかっこよくなっているし、

若いK-POPアイドルたちの中で、

「大人っぽさ」という点では際立っていたと思う。

暑さを考慮してか、衣装も黒いシャツにパンツというとてもシンプルなスタイルだったし、

遠目でも、スタイルのよさ、線のきれいさは抜群だったと思うけど、

「夏の野外の日が落ちたばかりの一番盛り上がる時間帯のステージ」

にしては、シンプルだったような。

こういうシチュエーションで「ノレる曲」と「ノラない曲」っていうのはあるんだろう。

昨日も言っていたように、

「曲がない」といえばそれまでだけど、

もっとはじけて欲しかったかな。

というのも前のFTIslandとあとの超新星が、

ものすごくはじけていたので。

トリをつとめたKARAにいたっては、

さすがに日本国内でのセールスはダテじゃないと思わせるステージだった。

KARA目当ての男子ファンもかなりいたし、

KARAペンとはいえない私でさえ、彼女たちの6曲を全部知っていたから。

でもでも、かっこよかったです。リダ。

私は見なかったのだけど、

一緒にいた人が、

「隣にいた高校生くらいの女の子が、『リダ、かっこいい』といって号泣してた」

と言っていました。

ああ、そんな風に自分の感情に素直になってみたいですね。