4 Chance

K-POPについて日々思うこと。曲やコンサートの感想。

なにとぞ

「Please」が青少年有害メディア物の判定を受けたそうだ。

え? どこが? 

・・・と思った。

古いほうの「チェバル」かと思ったくらい。

人前であんなに脱いではいけません、とか。

そうしたら、新しい方の「チェバル」だとか。

そうよね、あんなふうに雰囲気をつくって、

女を誘惑するのは、青少年には目の毒よね。

誰にでもできる「技」じゃないわ。

こんな風にセクシーに女を誘惑すると・・・、

っていうところが「青少年有害」っぽいわね。

ふつうの青少年はこんなセクシーな目をしてはイケマセン。

リダだからね、あんなふうに女がああだこうだ言ってだだをこねても、

結局いきつくところに落ち着くわけよ。

でさ、ちょっと歌詞があいまいなんだけど、

自分の女にむかって、いかないでくれ、なんて言ってるけど、

言ってるのはリダ?

女を奪ったのがリダ?

最初からよくわかんないの。

MVなんて、ほんの数分に結構なドラマを詰め込むから、

かなり芝居が大袈裟だっていうのはわかってるけど、

家への連れ込み方も、

ムードの作り方も、

痴話げんかの仕方も、

かなり気障っぽいというか、

昔風なところがあるわね。

いまどきの若いもんがそんなことするかっていう。

あ、もしかしてそういう意味で「青少年有害」?

こういうシチュエーションは古いよっていう。。。

いまどきの子はもうちょっと男女平等にしなさいとか?

2人が妙にいちゃいちゃする回想シーンは、

おそらくつきあって1か月目くらいだよね。

すると雨のシーンは3か月後か半年後?

この2人はそれほど長続きはしそうもない感じだしね。

見るからに。

だからさあ、お互いに外見に惹かれあって、

お互いにお酒を飲んでは盛り上がって、

2人でいるときは、ず~っとごろごろ転がってて、

まあでも、そういうのって、ずっとやってるわけにもいかないわけだし。

歌詞を見ていると、

自分の彼女がほかの男と、どうなってるのか、ああなってるのか、

こんなことしてるんじゃないかと、やきもちの塊みたいな想像をしているけど、

そんな若い男の子が頭でばっかりあれこれ妄想しているところが、

もしかして「青少年有害」?

え?  

「酒に酔って」ってのと、

「広がる煙草の煙の中」が有害?

かなり無粋ね。

ヒョンジュン君はいま、大人になろうとして頑張ってるんだから~。

好きな女をほかの男にとられて、

ちょっとやさぐれたり、いきがったりして、

それを「大人」だって言ってるだけなんだから~。

その「有害なんとか指定」を決めたおじさんたちにも、

身に覚えがあると思うんだけど。

そんなことよりも、25歳くらいで、

こんなに幅広い年齢層の女たちがくらくらしてることのほうが、

ずっと「有害」だと思うんだけど。

でもリダ、こんなの日本では全然オッケーだから、

どんどん来て、やっちゃって~!

「Please」 by Kim Hyun Joong

この有害指定の記事を見ていたら、

タイトル「Please」の訳が(たぶん機械翻訳のおちゃめな仕業だと思うけど)、

「なにとぞ」になっていた。

わかるし、そうなんだけど~!

リダには、次に覚える日本語として「なにとぞ」をおすすめしたいわ。